愛を止めないで。《深澤 (ページ19)

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Story…19 ページ19

『そばに…』

深澤
『…ん？』

『…今は、…近くに…』

深澤
『…！！』

…言ってから後悔してももう遅い。

せめてもの抵抗に

布団を顔が隠れるまで被った。

少しの沈黙の後…。

深澤
『…そんなことしたって可愛いだけだから。』

『わっ、…』

深澤
『苦しくなるし、やめなさい。笑』

すぐさま彼の手によって、元通りになる。

深澤
『…それがAのして欲しいことなら

ちゃんと近くにいてあげる。』

『…っ。』

”火だけ危ないから、止めてくるね”

私の髪をそっと撫でて

キッチンへ向かっていく。

『辰哉は…変わらない、…』

誰よりも気遣いができるところ。

男女問わず愛されるところ…。

『…ごめんね。』

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ー深澤 Side

すっかり忘れていたと思っていたレシピ。

が、そうでもないらしい。

深澤
『…舘さんにお礼言っとかないとなぁ。』

冷静に考えれば

互いに家庭があって交流がある分には

友達なのだから問題はないけど。

…それ以上の感情が僅かでもあったら。

深澤
『…戻るか、お願いされたし。』

揺らぐ心には気づかぬフリをして

俺は彼女の待つ寝室へ。

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杣クリームのプチ欄💭

たくさんのご愛読、ハート、お気に入りを
ありがとうございます。

さて、GWに入りましたが

珍しく今年は作者にも予定として

祖母の家に８日(月)まで行かなければならず

しばらく自宅を離れますので、更新はお休みです…！

(出来たら、スマホの方から日曜日あるかも🤔)

引き続き、お楽しみくださいませ🙇‍♀️

@soma_kuri06