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Story…36 ページ36
はぐれないようしっかりと手を繋ぎ
涼太の行方を追った。
『蓮…！』
森を抜けた先にある崖の近くで立ち尽くしているのを見つけ
『涼太…！！』
その名を思い切り叫ぶ。
目黒
『…何しようとしてるんですか？』
宮舘
『…俺のことはもういいから。』
『もういいって、、』
宮舘
『…これでいい。』
振り返ることなく、遠くを見つめたまま。
目黒
『…宮舘さん。』
宮舘
『……。』
目黒
『…俺はあなたに嫌われようと、
勝手すぎるって恨まれようとこのまま死なせたりなんて
…絶対しません。』
宮舘
『…本当に勝手だな、あの頃も今も変わらず。』
『え、、？』
(回想)ー幼少期ー
”舘様〜？？”
”どこにいらっしゃるのですか…！”
”…っ、舘様、そんな高い木の上に。”
舘
『…っ。』
”何かあっては困ります…！さぁ、降りてこちらへ…”
舘
『…私はここにいる。』
”舘様、、”
蓮
『なにかあったのですか？』
”これは…蓮様！！”
舘
『…っ。』
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作者名：杣クリーム
| 作成日時：2021年6月15日 0時
