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Story…30 ページ30
(回想)
舘
『…貴方は私の隣にいるべき人だ。』
『そんな…』
舘
『出来ることなら…
…こんな風に狭くて暗い場所で閉じ込めるようなことはしたくなかった。』
『舘様…っ…』
舘
『…でも、こうでもしなければ
貴方は私のもとから去ってしまうから…。』
『…、、。』
舘
『…絶対に離しはしない。』
(今)
宮舘
『…行かせない。』
『え…？』
…その一瞬で何が起きたかは
意識を失った私が知る由もなかった。
ーーーーーーーーー
ー目黒 Side
待っていて欲しいと頼まれたものの
じっと落ち着いているのも限界がきてしまって。
目黒
『…何かあったのか？』
そう思ったら居ても立っても居られない。
車から降りて、事前に聞いてた部屋の前へ向かう。
目黒
『……。』
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ…
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ…
目黒
『…A？』
…不在なはずは絶対にない。
…つまりは
ｶﾞﾁｬｯ。
目黒
『…！！』
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作者名：杣クリーム
| 作成日時：2021年6月15日 0時
