俺達は、SnowMan。【紅一点】−Season 2−

Story…4 ページ4

ー渡辺 Side





『変じゃない…？』


渡辺
『うん。ちゃんと綺麗だよ。』


『そっか…っ。』






疲れは、そう簡単に隠せるもんじゃない。


俺だって言われずともわかってるけど。




『あと…』


渡辺
『…一旦休憩。』


『え、、』


渡辺
『適当に飲みもんとってくるから、座ってて。』



”…座ってて”


念を押して言うと、ようやくベットの上に腰掛けた。





渡辺
『…動くなよ？』


『…っ。』


渡辺
『…言うこと聞かなかったら、二度と協力しない。』


『…わ、かった。』







ｶﾞﾁｬｯ

ﾊﾞﾀﾝｯ。





渡辺
『…はぁ。』


宮舘
『A、どう？』




ちょうどそこへリビングから来た涼太がいて。




渡辺
『…どうもこうも。』


宮舘
『まずいよな、このままだと。』




察しのいい涼太は、恐らく今の俺と同じ顔をしてる。


ただただ心配で

…見てると危なっかしい。





宮舘
『ラウールもそういうとこあるから

目黒によく叱られてるけど

Aも同じタイプかも。』



渡辺
『…あいつにはあいつにしか、背負ってるものとか
感じてるプレッシャーとかわかんないから。』



宮舘
『…そうだね。』


渡辺
『かといって…俺らもできること、やるしかない。』




…Aを見守れるのも、全力で守れるのも

俺達9人だけ。




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