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Story…30 ページ32

少しの沈黙の後…



『ふっか…』



深澤
『…マジ焦った。』



『え…?』



深澤
『…どんなことでも、相手が誰だろうと

Aが悲しんだり怖い思いするのは耐えられねぇからさ。』




『…!!』






ー深澤 Side




本当はちゃんと目を見て伝えたいのに

恥ずかしくて、ずっと俺は彼女に背を向けたまま。





深澤
『…Aに何かあったら、俺が困るのよ。笑』



その照れを隠すよう、最後に笑ってみる。







『…ふっか。』


深澤
『んー?』



『…話したいことがあるんだけど。』


深澤
『…!!』




…ようやく聞こえてきた彼女の言葉は


俺の思考を完全に止めてしまった。




深澤
『…じゃあ、ちょっと場所移動すっか。』


『…うん。』






”ラウと付き合うことになった”



やっぱり間に合わなかったんだよな。


…俺がもたもたしてたから。




人混みから離れ、偶然空いていたベンチに座る。





深澤
『…花火始まっちゃうな。』


『…花火より大事な話だからいいの。』



深澤
『…っ。』

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杣クリーム(プロフ) - さらさん» そのコメントで頑張れそうです、、!!笑 (2021年9月13日 23時) (レス) id: a5c008455e (このIDを非表示/違反報告)
さら - こんばんは!!いつも更新お疲れ様です!!新しいお話読みました!!ふっかも良いですね!!このお話も大好きです!! (2021年9月13日 23時) (レス) id: d237d559b7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:杣クリーム | 作成日時:2021年9月12日 0時

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