Story…32ーEndー ページ32
やがて、ゆっくり離れた体。
岩本
『ねぇ、なんで目見てくれないの？』
『…恥ずかしくて、、』
岩本
『…ふーん。』
『わっ…！！』
不意に下からのぞかれ
驚いた拍子に、先輩の顔がぶつかるギリギリに。
岩本
『……。』
『…っ。』
岩本
『…ごめん。』
『え…』
…次の瞬間には、重なった唇。
『…！！』
岩本
『…我慢できなかった。』
一気に熱が上がるのを感じ、私は完全に思考停止。
岩本
『帰ろっか？一緒に。』
『…(ｺｸｯ』
伸ばされた手を、勇気を出して掴めば
離れないように強く握り返してくれた。
…高鳴る胸が収まりそうにないです。
ーーーーーーーーーーーー
ー学校
深澤
『おはよ〜』
岩本
『あ…』
深澤
『なんだよ、その顔。笑』
廊下で会った辰哉。
深澤
『照さん〜、ちょっと。』
心配そうな私に気づいたのか
”大丈夫だから”
辰哉が声には出さず、伝えてくれる。
深澤
『…付き合った？』
岩本
『…おう。』
深澤
『まぁ、こんなこと俺が言わなくてもわかってると思うけどさ。
…A泣かせたら、マジで許さないからね。』
岩本
『…わかってる。』
深澤
『ですよね〜。笑
うん、俺からはそれだけ。後は二人でうまくやってくださいな。
あ、たまには中に混ぜてよ？』
岩本
『…どうしよっかな。』
深澤
『おい…！！笑』
笑いあってるのが見えて、私もホッと胸をなでおろす。
深澤
『誰もAには手出せないな。』
『え？』
深澤
『だって、岩本照っていう鉄壁の守りがあるんだもん。』
『…そんな私はモテる事とかないし、、』
深澤
『あら…わかってないみたいよ？』
岩本
『…じゃあ、後で俺が教えてあげる。』
『教える…？一体何を…』
”…放課後、俺の家ね”
…なんて甘く囁かれれば
もうこの恋はどこまでも止まらない。
ーーーーーーーーーーーEnd
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杣クリーム(プロフ) - お豆。さん» ハニレモは空き教室ではないですけど、確かに似てるかもしれませんね…！！ (2021年8月16日 2時) (
レス) id: fd20841670 (このIDを非表示/違反報告)
お豆。(プロフ) - 空き教室ってハニレモみたいだなぁって思ってしまった… (2021年8月16日 1時) (レス) id: e911d6a4b8 (このIDを非表示/違反報告)
ねね - これからの展開が楽しみです! (2021年8月12日 0時) (レス) id: 4652df25d1 (このIDを非表示/違反報告)
杣クリーム(プロフ) - ねねさん» 良かったです！！引き続き、よろしくお願いします(^ ^)！ (2021年8月12日 0時) (レス) id: a5c008455e (このIDを非表示/違反報告)
ねね - このお話し大好き! (2021年8月12日 0時) (レス) id: 4652df25d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杣クリーム
| 作成日時：2021年8月8日 23時
