Story…29 ページ29
渡辺
『…向かわなくていい。』
『え…？』
渡辺
『俺が迎えに行く。
…だから、場所送って。』
『わ、わかった…』
…彼に早く会いたくてたまらない。
でもその場から動けないから
なんとかはやる気持ちをおさえこんで、、
『…っ』
目の前に彼の車が止まり、助手席側の窓が開いた。
渡辺
『これでもできるだけ急いだんだけど…ごめん、待たせて。』
『…ううん。』
静かにエンジン音が響く中…
その凛々しくも愛おしい横顔を見つめてしまう。
渡辺
『……。』
『……。』
部屋に着くまでは一言も話さないまま。
いざリビングに入っても
彼は私に背を向けてしまって…
『翔太…』
渡辺
『…いつもと違う香りがする。』
『そう、、？』
渡辺
『…すんげぇ子供みたいなこと、言ってもいい？』
『うん…』
そう言って振り返る。
渡辺
『…俺の知ってるAじゃないみたいで、嫌。』
『…！！』
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杣クリーム(プロフ) - さらさん» キュンキュンしてもらえてるなら、安心しました！！笑 (2021年5月6日 1時) (
レス) id: a5c008455e (このIDを非表示/違反報告)
さら - こんばんは！！いつもお疲れです！！何この翔太くん優しいし格好いい！！もう読んでてキュンキュンします！！いつもありがとうございます！！読んでるだけで幸せです！！ (2021年5月6日 1時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杣クリーム
| 作成日時：2021年5月3日 0時
