Story…25 ページ25
(今)
『辰哉のこと…？』
渡辺
『……。』
私は酷く混乱していた。
そのことを知って、苦しそうな顔をする彼をみて
なんて伝えることが正解なのか。
『…もう遅いから帰るね。』
渡辺
『…あぁ。』
…彼は引き止めることをせずに
私は逃げるように自分の部屋に戻った。
そして何故か…
『…っ、、』
…涙が止まらない。
ーーーーーーーーー
ー渡辺 Side
嫉妬なんて面倒なもの。
自分には独占欲なんてないんじゃないかとさえ思ってたし
実際、過去付き合ってきた彼女に対して
執着するようなこともなかった。
渡辺
『何やってんだ…俺は。』
まだ何も伝えていないのに…
自分の中の苛立ちと、動揺を隠しきれなかったんだ。
(回想)
深澤
『…Aは元気そう？』
渡辺
『…自分で聞けばいいじゃん。』
深澤
『そんな冷たいこと言わなくてもいいだろ〜？
…もう会えないんだよ、俺とAは。』
渡辺
『なんで、、？』
深澤
『てか…会っちゃいけないと思ってるから。』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1432人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
杣クリーム(プロフ) - さらさん» キュンキュンしてもらえてるなら、安心しました！！笑 (2021年5月6日 1時) (
レス) id: a5c008455e (このIDを非表示/違反報告)
さら - こんばんは！！いつもお疲れです！！何この翔太くん優しいし格好いい！！もう読んでてキュンキュンします！！いつもありがとうございます！！読んでるだけで幸せです！！ (2021年5月6日 1時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：杣クリーム
| 作成日時：2021年5月3日 0時
