Story…33 ページ33
まずは彼の家を訪ねてみたけれど
『…帰ってないのかな？』
岩本
『だとしたら、あの場所？』
おばさん
『あら、ここに住むの？』
『え？』
岩本
『どういうことですか？』
おばさん
『だって…その部屋、今誰もいないから
てっきり新しい住人の方なのかな〜って。』
『…！！』
動揺している私に代わり、照が聞く。
岩本
『…ここに住んでた阿部さんって引っ越したんですか？
俺たち、知り合いなんですけど。』
おばさん
『えぇ。急に決まったらしくてね？
数日前から慌ただしかったわねぇ〜。』
『…そんな…』
岩本
『…急ごう。』
『うんっ、、』
車を飛ばし、海の見えるあの家へ。
『照…阿部くんの車ある…っ』
岩本
『昨日のまま…？』
走って激しくドアを叩き、名前を呼ぶ。
『阿部くん…！？ いるの…！？』
岩本
『……。』
鍵は…あいている。
『…っ』
岩本
『…俺がついてる。』
照がそっと手を握った。
建物中、探し回って…最後にたどり着いた、2階のベランダ。
間違いなく彼の姿があり、揺れる椅子に座っている。
『…阿部くん…っ』
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杣クリーム(プロフ) - はちの玉雪さん» 今更で申し訳ありません…！コメントありがとうございました😭 (2023年3月26日 4時) (
レス) @page34 id: fb55cfc90e (このIDを非表示/違反報告)
はちの玉雪(プロフ) - こんにちは、お久しぶりです。一気に読みました。私は「サーカス」を知らないので、脳内で「Prisoner of Love」がずっと流れていました。ラストフレンズが大好きだったからかもしれません笑。今から「サーカス」を聴いてみます。素敵なお話を有難うございました。 (2021年4月20日 14時) (レス) id: ef0b5894b5 (このIDを非表示/違反報告)
杣クリーム(プロフ) - さらさん» コメント、本当に感謝の気持ちでいっぱいです(T ^ T) (2021年3月30日 0時) (レス) id: a5c008455e (このIDを非表示/違反報告)
さら - こんばんは！！新しいお話おめでとうございます！！阿部ちゃんたぁ〜♪どんなお話か凄く楽しみです！！いつもいっぱい書いてくれてありがとうございます！！ (2021年3月30日 0時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杣クリーム
| 作成日時：2021年3月30日 0時
