恋的…26 ページ26
ー自分 Side
目黒
『…こんなとこで二人、何してんの』
大丈夫だっていう謎の自信があると
油断するとこうなるんだと
一瞬でわかった。
向井
『あ、めめ、これは』
目黒
『…俺、何にも聞いてない』
『あとで言うつもりだったの…！！
こーじにお願いして無理やり頼んで
お泊りのため…『…ありえねぇ』
向井
『めめ…？？』
誰がどう見ても
蓮の機嫌は最悪。
怒らせてしまった。
目黒
『…帰るわ。あっちにダチいるし』
『待って…』
そう発した言葉は弱くて。
蓮には届かなかった…。
向井
『大丈夫やって…。ちゃんと説明すればめめもわかってくれるよ』
『…私、初めての彼氏で…
大切にしようって思ってたのに…』
涙が我慢できずに溢れていく。
向井
『…ああもう！！
ここで待っときや！！動くなよ！？』
『…っ』
猛ダッシュで走っていったこーじ。
私は言われたとおり、その場を動かず
体を抱えて待っていた。
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杣クリーム(プロフ) - 柚姫さん» こんな昔の作品にもコメント、本当にありがとうございます😭🖤 (2022年3月16日 21時) (
レス) id: fb55cfc90e (このIDを非表示/違反報告)
柚姫(プロフ) - 改めて読み直しました。男性が苦手なのも分かるし、目を合わせて話すのも苦手なタイプだったので、あんな感じで待ってくれたり、見てくれたりする🖤さんにほっとしました。💛さんの大胆な優しさにも安心感がありました。ありがとうございます (2022年3月16日 21時) (レス) @page33 id: 31ed921faf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杣クリーム
| 作成日時：2020年10月13日 0時
