恋的…16 ページ16
立ち止まってる暇などないままに
目黒
『ここ俺んち！！早く中に！！』
『う、うん…！！』
言われるがまま、彼の家に入っちゃったけれど…
『…』
目黒
『ちょっと待ってて。タオル持ってくるわ』
『(頷く)』
急に恥ずかしくなってきて
異性の家に来たことなんてないのに。
普通になんてしてられる自信がないよ。
目黒
『…ほい、タオル』
『…ありがとう』
彼は緊張なんてしないのかな？
相手が私なら大丈夫とか？
それはそれで…
目黒
『今日、親どっちもいないから。
仕事と母さんは友達と旅行中。』
『そうなんだ…』
意識してるのは…私だけか。
つい下を向いてしまった私。
まだ髪の濡れたままの彼が
両肩を掴んでまっすぐ見つめる。
目黒
『…なんでまた俺をちゃんと見ないの』
『…っ』
目黒
『…俺はちゃんと見てるじゃん。
ずるくない？俺だけなんて。
…こーじには平気なくせに(小声)』
余程さっきの出来事が彼の中で大きかったみたいだ。
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杣クリーム(プロフ) - 柚姫さん» こんな昔の作品にもコメント、本当にありがとうございます😭🖤 (2022年3月16日 21時) (
レス) id: fb55cfc90e (このIDを非表示/違反報告)
柚姫(プロフ) - 改めて読み直しました。男性が苦手なのも分かるし、目を合わせて話すのも苦手なタイプだったので、あんな感じで待ってくれたり、見てくれたりする🖤さんにほっとしました。💛さんの大胆な優しさにも安心感がありました。ありがとうございます (2022年3月16日 21時) (レス) @page33 id: 31ed921faf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杣クリーム
| 作成日時：2020年10月13日 0時
