恋的…13 ページ13
『だって…』
目黒
『…こーじには緊張しないで話せるのに
俺だとダメなの?』
『それは…向井くんが友達って感じで
気さくで…っ。
話しやすいから…』
恥ずかしくなって
うつむく私
目黒
『顔見せて』
『…無理です』
目黒
『見せてください』
『無理です…!!』
頑なな私の頬を両手で包んで…
『…んっ』
目黒
『…やっと見えた。ずるいじゃん。
こーじにはあんな風に微笑むのにさ。
俺にも笑ってよ』
いやいや…ますます混乱。
『…目黒くんは』
目黒
『蓮はでしょ?』
逃げ場が失われていき…
『…れ、蓮はカッコよすぎて無理っていうか、
そんな美しい顔とスタイルを持つ人と
普通に話すとか、難題すぎるし、何話したらいいかわからないし
どうやっても落ち着けるわけなくて
それは私がこんな人間だから、仕方なくって…!』
目黒
『A』
『!!』
大きな声で名前を呼ばれ
思わずカラダがビクッとしてしまう。
目黒
『いきなりは無理かもしんないけど
少しづつでいい。俺にも慣れて欲しい。
俺は…もっとAと近づきたい。いいでしょ?』
445人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
杣クリーム(プロフ) - 柚姫さん» こんな昔の作品にもコメント、本当にありがとうございます😭🖤 (2022年3月16日 21時) (レス) id: fb55cfc90e (このIDを非表示/違反報告)
柚姫(プロフ) - 改めて読み直しました。男性が苦手なのも分かるし、目を合わせて話すのも苦手なタイプだったので、あんな感じで待ってくれたり、見てくれたりする🖤さんにほっとしました。💛さんの大胆な優しさにも安心感がありました。ありがとうございます (2022年3月16日 21時) (レス) @page33 id: 31ed921faf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:杣クリーム | 作成日時:2020年10月13日 0時