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Story…（19） ページ19
中島くんたちとの食事の日程が決まり
迎えた当日。
待ち合わせしてる間
…スマホの送信画面を見ていた。
『…ごめん、会いたい…』
そこまで打ち込んで
結局送信が押せなくて
画面を閉じる。
『…はぁ』
目黒
『…お久しぶりです』
『…目黒くんっ』
モデルのような容姿は相変わらずだったけど…
『なんか…さらにかっこよくなった？』
目黒
『…照れますね、先輩に言われると。』
『元気だった？』
目黒
『俺は元気でした。
…でも先輩はそうじゃなさそうですけど』
『…気のせいだよ、きっと。』
わかりやすい自分が大嫌いだ…
中島
『あ、揃ってるね』
目黒
『お疲れ様です』
中島
『おう〜お疲れ！
じゃあ、行こうか』
目黒
『先輩？』
『あ、ごめん。』
翔太のことが気になってついスマホを見てしまっていた私は
急いで二人と並び、歩き始めた。
目黒
『……』
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作者名：杣クリーム
| 作成日時：2021年1月10日 0時
