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Story…（17） ページ17
ー自分 Side
迎えた誕生日当日。
…待ち合わせの時間になっても
翔太はなかなか現れない。
『何かあったのかな…』
そう思ったとき。
？
『A？』
懐かしい声がした。
『…え、中島くん？』
中島
『よく覚えてたね。笑
あの頃、そんなに話してなかったのに』
同じクラスにいた、中島健人。
中島
『こんなとこで再会するなんて…
誰か待ってたの？』
『…うん、ちょっと』
中島
『もしかして…彼氏？？』
『…みたいな感じかな』
連絡すら来ないスマホを強く握りしめた。
中島
『…あ、そういえばさっき渡辺くんもみたなぁ』
『…え？どこで…？』
中島
『綺麗な女性と洋服屋さんに入っていったよ。
彼女なのかな？わかんないけど』
…いったいどうしたっていうの。
中島
『A？大丈夫？』
『…中島くん、この後急ぐ？』
中島
『いや、俺は特に何もないけど』
『…連れてってくれない？そのお店』
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作者名：杣クリーム
| 作成日時：2021年1月10日 0時
