Story…32 ページ32
…私はほんの一瞬だけ目を閉じた。
ｷﾞｭｯ…
岩本
『…！！』
…そしてそっと抱きしめた、彼のすべてを。
『…そばにいさせて』
岩本
『なんでだよ、、』
『…照を見捨てたりなんてできないよ。
…だって好きだってことは偽りじゃないもん。』
岩本
『…っ、俺は…Aなしじゃいられない…
…でもAは違う。
俺がいれば十分なんてことは…っ』
『…十分だよ、照』
徐々に呼吸が落ち着いてくる。
『…流石にこうやって拘束されたりすると
普通の生活もおくれないし、
照が悪いって見られるの…私はやっぱり嫌だ。』
岩本
『……』
『…でも照のそばから離れることももうできない』
それが一緒に過ごしてきた中での
洗脳に近いものなのか、わからない。
ただ
今、彼と別れを告げ、逃げることは
本当に考えられなかった。
確かに怖かった、身の危険もたくさん感じた。
彼の異常なまでの愛に怯えた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1639人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
杣クリーム(プロフ) - chipmxxxさん» 最後までありがとうございました！！もちろん、書かせていただきます！！ (2021年1月7日 13時) (
レス) id: fd20841670 (このIDを非表示/違反報告)
chipmxxx(プロフ) - 完結おめでとうございます！ぜひまたひーくんのお話読みたいです（＾_＾） (2021年1月7日 10時) (レス) id: 345a447135 (このIDを非表示/違反報告)
しょっぴーの使用人(プロフ) - スターさん» 嬉しいです！引き続き応援をお願いします！！ (2021年1月2日 22時) (レス) id: fd20841670 (このIDを非表示/違反報告)
スター - しょっぴーの使用人さん» 続きが気になります (2021年1月2日 21時) (レス) id: 61e49563f7 (このIDを非表示/違反報告)
しょっぴーの使用人(プロフ) - 唯さん» ありがとうございます！応援よろしくお願いします！ (2021年1月1日 23時) (レス) id: fd20841670 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：杣クリーム
| 作成日時：2020年12月19日 0時
