Story…23 ページ23
『目黒くん…』
目黒
『…嫌に決まってんじゃん』
そういった彼の目には
薄っすらと涙が見えた。
『…目黒くんも行ってくれませんか』
目黒
『え…』
『…すごく嬉しいの。そんな風に言ってもらえるなんて。
でも、目黒くんが近くにいてくれるなら
私行こうと思って。』
不安は大きいけれど
ここで拒否してしまったら
お兄さんとの溝がまた深くなってしまう。
それもなんだか嫌だと思ったから…
目黒
『…わかった。Aがそう言うなら。』
『ありがとう』
目黒
『俺、Aのそばにいる。守らせて。』
まるで騎士のようで。
頼もしい腕が私をそっと包んだ。
ーーーーーーーーーーーーー
ー当日
『あの…いいんですか？手伝いですよね？
こんな立派な…』
松村
『気にしないでいいから。
緊張しすぎないで、大丈夫。』
『ありがとうございます…』
松村
『…あいつが守ってくれるんでしょ？』
会場に来てからもお兄さんとは口をきかない。
松村
『じゃあ…話しておいた感じでよろしく』
『はいっ…』
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杣クリーム(プロフ) - なぎさん» 出逢って読んでくださり、ありがとうございます😳🖤 (2022年1月18日 19時) (
レス) id: fb55cfc90e (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - こんばんは！今回のお話しもとても面白かったです。特にめめが主人公を助ける初めのシーンは本物のめめの様に男らしくて、その場面が簡単に想像出来て読んでいて楽しかったです。今回も素敵なお話しを書いて下さり、ありがとうございました。 (2022年1月18日 18時) (レス) @page35 id: e44ab1c4b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杣クリーム
| 作成日時：2020年12月7日 0時
