dear…（24） ページ24
『…ラウ』
ラウール
『…これぐらい許してよ』
彼女を
できることなら
このまま手放したくなくて。
誰にも渡したくなくて。
…俺は静かに泣きながら
彼女のすべてを感じながら眠りについた。
ーーーーーーーーーー
そして…
朝の眩しい光で目が覚める。
ラウール
『……』
彼女の姿はなくて
テーブルに一枚の置き手紙。
”おはよう。
ごめんね。ちょっと人と会ってきます。
冷蔵庫の中にラウのご飯、作ってあるから
あっためて食べるんだよ？ A”
なにも証拠はない。
でも…俺の中で直感的に思ったんだ。
ラウール
『…彼のところに行ったの？』
自分しかいないけど
彼女の匂いで埋め尽くされているこの部屋で
答えはないのに問い続ける。
ラウール
『…やっぱりダメなの？』
俯くと同時にポタッと落ちた涙。
ラウール
『…泣いてばっかでダッサ、俺』
しばらくその場に立ち尽くしたまま、動けなかった。
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しょっぴーの使用人(プロフ) - chipmxxxさん» こっちにもコメントしてくださり、ありがとうございます(T ^ T) 年下も…ありですね…。 (2020年12月28日 1時) (
レス) id: a5c008455e (このIDを非表示/違反報告)
chipmxxx(プロフ) - こんなにラウちゃんにキュンとしたことないです(ToT)年下もありですね……← (2020年12月28日 1時) (レス) id: 345a447135 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杣クリーム
| 作成日時：2020年12月6日 0時
