dear…（15） ページ15
ーラウール Side
『…馬鹿ね』
彼女はそう言って小さく笑った。
そんなことでさえ、嬉しくなって。
ラウール
『意外と勉強できるんだよ？』
『…そうなの？笑』
ラウール
『あ、Aさんは勉強なにが得意だったの？』
『えっと…文系だったから現代文とか？』
運命だって思った。
ラウール
『…じゃあ、俺の教えて』
『え？』
ラウール
『…ほらっ、見てよ！』
カバンの中から今日返されたばっかりのテスト。
ラウール
『俺…苦手なの、文系。』
『うーん、だけど…』
ラウール
『お願い！！次もダメだったら…怒られる…』
…ママに怒られることも
ママが怖いことも本当。
『…仕方ないなぁ。今回だけね？』
ラウール
『やったぁ！ふふ。笑』
仕方ない、と言いつつも
俺に向けられる笑みは
すごく眩しくて。
ラウール
『仕事、何時に終わる？』
『今日は休憩終わって、１〜２時間で帰れるの。
たまたまそう言う日で。』
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しょっぴーの使用人(プロフ) - chipmxxxさん» こっちにもコメントしてくださり、ありがとうございます(T ^ T) 年下も…ありですね…。 (2020年12月28日 1時) (
レス) id: a5c008455e (このIDを非表示/違反報告)
chipmxxx(プロフ) - こんなにラウちゃんにキュンとしたことないです(ToT)年下もありですね……← (2020年12月28日 1時) (レス) id: 345a447135 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杣クリーム
| 作成日時：2020年12月6日 0時
