Heaven・・（12） ページ12
『…か、彼氏？好きな人…』
渡辺
『あれ。その感じだと…いるの？』
『いやいや…！！
いるわけないですよ！！
…モテるタイプでもないし』
自分で言ってて切なくなるけど。
渡辺
『本当にいない？』
『いません！！』
なぜそこまで彼が聞くのか
全くわからないけれど
自信を持って答えた。
渡辺
『良かったぁ。』
『良かった…とは？』
渡辺
『だってもしも彼氏がいたなら俺に付き合ってもらうの
なんか悪いし。
好きな人がいるなら…ちょっとショックだなって』
恋愛経験がほぼない私には
この展開は難題です…
『あ…とにかく気遣いとかいらないので！
暇人ですから。』
渡辺
『はは…そっか。なら遠慮なく。』
やがて食事を終え
大きめのソファーで二人並んでお喋りをしていたら
『それで………ん？』
ふと隣を見ると静かな寝息をたてて
彼は眠っていた。
『寝顔…綺麗だなぁ…』
吸い寄せられるみたいに近づく顔。
それでも
『…！！
何やってんだか。』
慌てて離れ、一言紙に書いて帰ろうと立ち上がったその時。
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杣クリーム(プロフ) - みきさん» デビュー作にコメントありがとうございます。考えたことがなかったので、ぜひ参考にさせていただきます<(_ _)> (2021年10月18日 9時) (
レス) id: fd20841670 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 胸が締め付けられるような嬉しさと悲しさがありました。もし、出来たら番外編で、翔太くんとのお付き合いから結婚などのハッピーエンドも読んでみたいです。よろしくお願いいたします。 (2021年10月18日 3時) (レス) @page40 id: cefd7f5dc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杣クリーム
| 作成日時：2020年10月7日 1時
