Heaven・・（2） ページ2
渡辺
『嫌でしたか？』
『いえっ。…お隣失礼します』
悪い人には見えなかったし
とりあえず座ってみる。
今度は何を話せばいいのかがわからなくて
テンパり状態。
渡辺
『さっきは気づかなくてすみません』
『は、い』
渡辺
『俺、目が見えなくて。』
『へ…？』
予想していなかった言葉。
渡辺
『生まれつきじゃないんですよ。
途中から。あれは…中学に上がる前かな』
『そうだったんですか…』
それでも彼は笑ってた。
渡辺
『たまに一人こうやって公園に来たりして。
なにかするでもなく…ただボーッと。
気づいたら寝てたなんてしょっちゅう。笑』
『気持ちよくなっちゃいますよね』
渡辺
『はい。笑
結構大事な時間だったりするんです。
人が少なくなって静かになる、この時間が』
『…』
彼の話を聞いているだけなのに
さっきまでのイライラはどこへいったのか。
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杣クリーム(プロフ) - みきさん» デビュー作にコメントありがとうございます。考えたことがなかったので、ぜひ参考にさせていただきます<(_ _)> (2021年10月18日 9時) (
レス) id: fd20841670 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - 胸が締め付けられるような嬉しさと悲しさがありました。もし、出来たら番外編で、翔太くんとのお付き合いから結婚などのハッピーエンドも読んでみたいです。よろしくお願いいたします。 (2021年10月18日 3時) (レス) @page40 id: cefd7f5dc8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杣クリーム
| 作成日時：2020年10月7日 1時
