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Fukazawa said
深「喧嘩？」
「うん、それをずっと後悔してて、話そうと思っても話せなくて、ずっとモヤモヤしてたのに今SnowManが10人体制になるって聞いて余計にモヤモヤして。
しかもさ、その喧嘩相手の向井康二が入るってこれ、運命とか言いようないよね？笑」
俺の顔を見て、少し切なそうに、そして苦しそうに自虐気味に笑った。
深「喧嘩ねぇ、…喧嘩してどのくらいたってるの？」
「9月で、今11月だから、2ヶ月くらい？」
深「…2ヶ月？！」
あのAが2ヶ月も口を聞かないなんて、衝撃的としか言いようがないし、それ以上にどんな喧嘩をしたのかが気になった。
「ごめんね、今日の会議意見出せなくて」
深「い〜よ、みんなも何となくA何かあったって察してたみたいだし」
それが証拠に、俺のメールアプリにみんなから話聞いておいてなんてきてる。
…ほんと、みんなAのこと大好きだよね。
まぁ、俺も大好きなんですけどね…笑
「…なんかね、もう衝撃的なんだよね、ここ数ヶ月で起こってることが。
こんなにメンタルきたの初めてくらいにね」
"＿生きてる心地がしないの＿"
そう言ったAの横顔は、醜いくらいに美しくて、今こいつを1人にしたらポツンと消えてしまうのではないかという不安が俺を襲った。
「まぁ、生きるしかないんだけどね…笑」
深「…そうだ、ね、」
この時の俺はほんとにたじたじだったと思う。
Aを悩ませている原因はこの
けど、Aはここで生きることを決めて今ここにいる。
そんなAに俺ができることはなんなのだろうか…。
深「…んで、加入についてはどう思った、？」
この自分の気持ちを晴らすために話を逸らした。
「…正直言うと、賛成ではあるよ。けど…、けどね、僕たちが今まで"7人"でやってきたものってなんだったんだろうって。
7人でやってきたことは無意味なんかじゃぁなかったよね、？」
深「当たり前だよ、無意味なんじゃなかったよ、俺らが今までずっとやってきたことは」
「そっか、それなら良かったよ、なら、僕は強くならないとね…、守れないから」
そう言ったA。
それは、Aの決意であって、俺らの決意でもある。
深「A、まだ時間はあるから仲直り、ちゃんとしな。
じゃないと気まずいまま始まっちゃうからな、」
「うん、頑張ってみるよ」
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作者名：suger | 作成日時：2021年12月5日 7時
