21 ページ21
・
佐久間「うめー！やっぱ舘さんのご飯最高！」
雪月「ウインナーもーらいっ」
深澤「おい、それ俺の！」
騒がしいお昼の時間
グラウンドの日陰にシートを敷き、みんなでお弁当を食べる
深澤「俺Aの化粧濃いの好き！毎日舞白ちゃんがメイクしてよ」
雪月「Aは顔がいいから化粧のしがいがあるんですよね〜」
渡辺「俺はナチュラルな方が好き」
阿部「Aは何もしなくてもかわいいもんね？」
佐久間「あざとい警察！逮捕〜！」
岩本「お前らほんっとうるさいな」
宮舘「応援の時より騒がしいよ」
賑やかな体育祭
中学生の時も、みんなが必ず応援に来てくれた
他の子は家族とお弁当を食べる中、私はみんなと食べた
お兄ちゃんが寂しくないようにみんなを連れて来てくれたんだと思う
『午後のプログラム準備を始めます。係の方は放送席前に集まってください』
騒がしいグラウンドに放送部の声が響き渡る
「あ、行ってくるね」
宮舘「いってらっしゃい」
深澤「午後も俺のこと応援するんだぞ〜！」
騎馬戦での点呼と、選抜リレーでゴールテープをやるんだっけ
自分の担当を配られた紙で確認しながら放送席へ向かう
「あっ…」
紙を見ていたからか、何かにつまづいて転んでしまう
足元を見ると何かが落ちていた様子はない
「チッ」
えっ…？
舌打ちが聞こえた気がして振り返ると、多くの生徒が行き交っている
気のせいかな
目黒「大丈夫？」
「あ…ありがとう。紙に集中しすぎちゃった」
たまたま通りかかった蓮が手を差し伸べてくれた
だけど、立とうとすると足に鈍い痛みが走る
目黒「どっか痛めた？」
「ううん、大丈夫！行こっか」
目黒「ほんとに？保健室行く？」
『係の方は放送席前に集まってください』
「やばい、行かなきゃだね」
はやく集まれと急かしてくる放送に背中を押され、痛みに気づかないふりをした
舌打ちが聞こえたのも、きっと気のせいだ
そう思い込むことにした
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 927人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あいな - 返信ありがとうございます。タイトルには[青]表記があった為読み始めたのですが、どっちが主役かわからないような出演頻度なのでちょっと悲しさもありますがお話が展開して幸せな気分になれることを期待してます。 (7月24日 1時) (
レス) id: 000a6ded84 (このIDを非表示/違反報告)
mame(プロフ) - あいなさん» キュンキュンできる展開、たくさん考えています🫶🏻渡辺くんはいざというときに男を出してくれる…はずです！ (7月19日 23時) (レス) @page44 id: 31de006ddb (このIDを非表示/違反報告)
あいな - 私も気持ちわかります！どのお話も1回は別の人と結ばれたりするんですよね〜キュンキュンできる展開見たいですよね。渡辺くん男出せ〜〜 (7月19日 17時) (レス) id: 000a6ded84 (このIDを非表示/違反報告)
るな(プロフ) - がっかりしないようにほどほどに期待しときます。 (7月19日 0時) (レス) @page42 id: 35fcb02ad2 (このIDを非表示/違反報告)
mame(プロフ) - るなさん» 翔太くんがどうなるのか、楽しみにしていてください☺️ (7月18日 9時) (レス) id: 31de006ddb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mame | 作成日時：2023年7月3日 20時
