ゲーム ページ24
you side
自粛生活がはじまり1週間
「飽きた！！！」
菊池「うわ、急に声でかいわ」
最初はよかった
インドア派だし、こんなに家でゆっくりできるなんて幸せだと思っていた
しかし3日も経てばやることも尽きてスマホと睨めっこ
ほとんどの時間を風磨の家でぼーっとして過ごしている
「買い物行きた〜い。焼肉も食べたい。あとみんなに会いたい」
菊池「な、早く元の生活に戻りたいよな」
ソファに座る風磨の膝に頭を乗せて寝っ転がると見慣れた天井
「綺麗な青空が見たい…」
菊池「空は見えるじゃん」
「外歩いててふと見上げる空がいいんだよ」
菊池「ふーん、よくわかんねーけど」
唯一の楽しみは料理をすること
今日は何作ろうかな〜なんて考えているとスマホに電話
「あ、康二くんだ！」
起き上がって電話に出るといつも通りの元気な声が聞こえてくる
向井「Aちゃんやほー！元気してる？」
「元気だよ！康二くんは？」
向井「俺もめっちゃ元気やで！今何してるん？」
「風磨とぼーっとしてる」
向井「風磨ちゃん？一緒におるん？」
「うん！ね、風磨」
スピーカーにして風磨に近づけると気だるそうに返事をする
向井「風磨ちゃん！会いたいわー！」
菊池「で、Aに何の用なの？」
向井「せや！ふっかさんと佐久間くんとゲームするんやけど、Aちゃんも一緒にどう？」
「やる！やりたい！」
向井「ほんま？ふっかさんと佐久間くんも絶対喜ぶわ！詳しいことチャットで送るわな」
「うん！わかった」
向井「風磨ちゃんもやる？」
菊池「いや、俺はいいや」
向井「つれへんな〜。じゃ、風磨ちゃんまたね」
菊池「んー」
菊池「愛されすぎじゃね？」
「ん？なにが？」
電話を切って再び風磨の膝に寝転ぶ
菊池「Aが」
「愛されすぎ…？」
菊池「はぁ…まぁいいや。こうやって寝転んだりするのは俺だけにしとけよ」
「家じゃなきゃ寝転ばないよ」
菊池「そういうことじゃなくてさ」
「あ！チャットきた」
早速康二くんから時間とゲームの内容が送られてくきた
通信はしたことないけど、暇なときに1人でやっていたゲーム
「じゃあゲームしてくるね」
ゲーム機は自分の家にあるので帰ることにする
菊池「はいよ、終わったら戻ってこいよ」
「寂しいの？」
菊池「うるせーはやく行け」
素直じゃない風磨の髪の毛をくしゃくしゃとかき回して家を出た
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 572人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mame(プロフ) - keikaさん» keikaさま🌼 うれしいコメントありがとうございます🥲💞これからも更新がんばります✨ (2023年3月29日 18時) (
レス) id: 31de006ddb (このIDを非表示/違反報告)
keika(プロフ) - いつも楽しみにしてます！頑張ってください✨ (2023年3月29日 11時) (レス) @page23 id: bc74563837 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mame | 作成日時：2023年3月8日 7時
