相談 ページ11
you side
次の日、なかなか寝付けなかったせいで寝不足
「おはようございまーす」
怜「おはよ〜！…ってなにその負のオーラ笑」
今日はダンスレッスン
スタジオに入るとメンバーの怜ちゃんがすでに来ていた
「怜ちゃん…」
怜「何？悩み事？」
怜ちゃんはグループ最年長で、私は本当の姉のように慕っている
「いろいろあったんだけど、何から話せばいいのか…」
怜「いいよ、まだ時間あるし。ゆっくり話して」
いつも話がまとめられない私に、優しく声をかけてくれる
「んーと…付き合ってないのにキスするのってどうして？」
怜「え！？なにキスされたってこと？」
「そんなこと言ってないじゃん！例えば！例えばの話だよ」
怜「はぁ…まぁ可愛いって思ったとか、好きって思ったとか？あとはただ遊びたいだけか」
「遊びたいだけ…か」
翔太くんはどっちなんだろう
またあの日のことを思い出してもやもやしてしまう
「じゃあさ、告白しても返事はいらないっていうのはなんで？」
怜「ん〜振られるのはわかってるとか…付き合えない立場とか…気持ちだけ伝えたいってことじゃない？」
「確かにそう言ってた…」
怜「やっぱAの体験談じゃん」
「あ、違う！違うの！」
怜「SnowManの人たちでしょ」
思いがけず出てきた言葉に、自分でも動揺するのがわかった
「どうして？」
怜「Aが仲良い異性なんて少ないし。結構仲良さそうだったし」
何も言えずに黙っていると怜ちゃんは大きなため息をつく
怜「相手のこと、よく知ってるの？遊びでAに手を出すような人なのか…とか？」
翔太くんも蓮くんも、いい人…だと思う
でもどんな人かって聞かれるとそれ以上の答えはできなくて、まだまだ知らないこともたくさんある
「詳しくは知らない…かも」
怜「じゃあ相手のことよく知ることから始めたら？他のメンバーに話聞くとか」
「そっか…そうだよね！怜ちゃんありがとう！」
怜ちゃんに抱きつくと朝からやめてよ、なんて嫌がられた
翔太くんと蓮くんのこと、全然知らないくせに悩んだって仕方ない
この時の私は自分のことに精一杯で、元気が出た私に悲しそうに微笑む怜ちゃんに気付かなかった
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mame(プロフ) - keikaさん» keikaさま🌼 うれしいコメントありがとうございます🥲💞これからも更新がんばります✨ (2023年3月29日 18時) (
レス) id: 31de006ddb (このIDを非表示/違反報告)
keika(プロフ) - いつも楽しみにしてます！頑張ってください✨ (2023年3月29日 11時) (レス) @page23 id: bc74563837 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mame | 作成日時：2023年3月8日 7時
