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佐「くじするー!折角だから2人も寄ってったらー?」

A「えっ…いや、わたしは…」


マネージャーとして、スキャンダルのこととか考えてくれてるんだとおもうけど。ここはそんな心配は不要なんだよ。
疲れただろうから、なんか飲まないと帰りがもたない。なかばむりやり、中に連れていく。


岩「緊張してたし喉乾いたでしょ。寄りましょ」

佐「ここはもう顔バレしてるし、ほかのマネージャーとも何度も来てるから大丈夫よん。2人きりでもないしね」

岩「楠さん、なに飲みます?」

A「あっ…じゃあ水で…」

佐「また水ー?さっきも水だったじゃん」


そう。さっきの歓迎会の時も、水しか飲んでいなかった。ジュースも烏龍茶もあったのに。不思議だったんだよね。


A「合唱やってたときは、水しか、飲んでなかったので」

岩「なんで?」

A「喉のために…常温水がいちばん喉に優しいので」

佐「へぇええええええ!!!翔太に教えてやろ」

A「えっ…いや…ご存知では」

岩「あいつ普通に炭酸飲むからな」

A「おう…」


OH MY GOD!って顔をする楠さん。ほんっと表情がコロコロかわって面白いな…


岩「じゃ、俺も水にします」

A「えっ、そんな、合わせなくても」

岩「明日レコーディングなんです。喉、大事。」

A「あっ…」

岩「喉にいいんですよね?」

A「は、い…」

佐「俺はジュース!」


各々で飲み物を買う。奢るのは簡単だけど…それこそそういう関係性でもないし、変に気を遣われるのも困る。だから佐久間は俺にジュース押し付けてくるんじゃなくて自分の分は自分で払え。


佐「ひかる!Aちゃん!1枚ずつ選んで!俺の嫁はね、みんななんだけど、とくにこの子!四葉ちゃん!この子当てたいんだよねーーーー」

岩「箱買いすればいいじゃん」

A「はこっ…」

佐「それもいいけどさぁー、やっぱくじで当ててこそ、運命!って感じがするよねー」


佐久間にくじのスペースに連れていかれて、引くことを強要される(我ながら言い方な)


佐「よく選んでよぉー?」

岩「なんでもいいわ笑 じゃあこれで」

佐「適当すぎなぃい!?まぁいいけど…Aちゃんは?」

A「あっ…じゃあこれで…」

佐「おっけー!俺はこれぇー。お願いしまぁーす!」


三人揃ってレジへ行く意味がわかんないけど、付き合わないとまたうるさいからな。もちろん支払いは佐久間本人。当たり前。

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作者名:まめ | 作成日時:2022年10月22日 14時

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