1 ページ1
紗良「ほらっ、早く！こっちだよー！」
そういって私の腕を引っ張るのは
親友の紗良。
「ちょっと、待って…！」
今日は紗良の付き添いで
アイドルのLIVEに来ている。
周りの女の子達はキラキラしていて
私にはちょっと場違いな気も…汗
紗良「あった！！うちらの席ここだ！
えっ！！めっちゃ近いじゃん！！最高」
紗良が言うにはとても良い席らしい。
「確かに、ここなら顔がハッキリ見えちゃうね…」
やっぱり、もうちょっと頑張ってオシャレしてくるべきだったか…
いや、でも私は別に紗良の付き添いで来ただけだし
それにアイドルというものに疎いから誰か分かんないし
自分の身なりなんてどうでもいっか！
そしてLIVEが始まって会場が黄色い声援で埋め尽くされる。
隣にいる紗良も喉が潰れるんじゃないかってくらい叫んでいる。
「ねぇ、紗良の推し？はどの人なの？」
紗良「そんなの決まってるじゃーん！！渡辺翔太！」
そういって指を指して教えてくれた。
「確かに紗良の好きそうな顔だね」
紗良「Aは誰かかっこいいって思う人は居た？」
紗良に言われて目の前に居るアイドルに目を向ける。
気のせいかもしれないけど
一人の男性と目が合った気がした。
私の心臓が早くなるのが分かる。
「いた…いたよ！かっこいい人！！」
紗良「マジ？誰！？」
指をさすと
紗良「ひーくん！？
あの人は岩本照って言うんだよ」
「…岩本照」
目が合った時、何か体が痺れる感じがした。
一目惚れってこういう事を言うんだね。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 454人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
杏 - まり姉さん、教えて下さりありがとうございます！誤って押してしまってたみたいで凄く助かりました！有難う御座いました！汗 (1月30日 9時) (
レス) id: 1198c6ee29 (このIDを非表示/違反報告)
まり姉(プロフ) - 作品のジャンルのオリジナル作品は実在の人物でお話を書く時には使えないですよ (1月30日 1時) (レス) id: 632dd79117 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：杏 | 作成日時：2024年1月30日 1時
