検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:35,612 hit

7. ページ7

" のぞむと淳太くんしか見ないでな "









「 この手紙を読まれてるってことは
そーゆーことやんな。









まず、のぞむ。









幼稚園からずっと一緒ののぞむは
おれの人生の支えになってた。



この病気が見つかったときやって
"大丈夫"とか"俺に頼れ"とか
言ってくれて、ほんまにたよりになった。









けど、限界やったみたい。









のぞむの前で何回も涙流して。
その時はいつも慰めてくれて。
俺にはこいつしかおらん。
ずっと一緒なんやな。









そう、思ってた。









のぞむ、1人にしてごめんな。
俺が死んだら

"流星いないとなんもできひん"
っていうんやろうな…(笑)






図星やろ?(笑)




ほら、な?

俺、お前のこと1番分かってる自信あんで。
あと、のぞむと出会って1番幸せだった自信もある。









今までほんまにありがとう。
ずっと言えなかったけど


大好きやで。








無理すんなよ。








流星。









次は、淳太くん。








いままでほんまにありがとう。

俺のつまらん話を聞く相手になってくれたり、
しんどかったら大丈夫?って言ってくれたり




淳太くんにとって当たり前なんやろうけど
その当たり前がほんまに嬉しかった。







のぞむ、俺いないと何にもできひんけど
よろしく頼むわ(笑)









これからも頑張ってな。







流星。









最後に、




とにかく、俺は幸せものでした。









今までずっと




あ り が と う 」

8.→←6.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
158人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ここ | 作成日時:2017年7月10日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。