女の子的始末屋 KJ∞ ＆ ARS (ページ9)

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７狼女ページ9

・トッポside・

扉を開けて

一番最初に目に飛び込んできたんは女の後ろ姿やった

服装は今流行りの肌が透けて見える黒のブラウス

シースルーやったっけ？

そのブラウスの下に透けて見えるのは黒のキャミソール

そして、黒の短パン

めっちゃ短いやん

最後は黒のパンプス

スワロスキーが散りばめられとる

って・・・・こんなこと考えとる場合やない！！

冷静になって辺りを見回すとやっぱり沢山の男が倒れとる

そして、女の向こう側に居るのは顔を真っ青にした大林時雄

俺らの近くには腰を抜かした秘書が逃げようとしとった

それを回し蹴りで阻止する紫色の狐の男

秘書は壁に頭を打って倒れた

あれはもうダメやな

その直後銃声が部屋に響いた

アーセナルが大林を撃った

それより気になるのはこの女

これ、全部この女がやったん？

猿「A・・・・？」

ARASHIの一人が小さな声でそう呟いた

女が綺麗な黒髪を揺らしながらこちらを向いた

その女は狼のお面をしてた

もしかしてこいつ・・・

最近現れた狼女か？

狐「Aなのか？」

紫色の狐の男が問いかける

女「はぁ？誰それ」

女は声を変えとった

やけど、冷たい声。

犬「嘘だ！」

今度は黄色の犬の男が女に近寄ろうとした

やけど、それを緑色の猿の男が阻止した

女「だから、そんなやつ知らないって。

あんたたち誰よ。」

猫「ARASHIと言います。

すみません、僕らの人違いみたいです。

僕らの仕事は終わったのでこれで帰らせてもらいます。」

狐「キャット！」

女の質問に赤色の猫の男が答える

猫男と猿男が今にも暴れそうな狐男と犬男を連れて部屋を出る

熊「貴方は最近有名な“ウルフ”さんですね。

僕らはまた貴方の前に現れる。

必ず・・・」

それだけ残してバタンと扉を閉め出ていった。