DOSON (ページ13)

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dy「あれ、服合わせてくれたの」

『オッパ新しく買った黒のジャケット着ようかなって昨日言ってたから、私もシックにしようと思って』

dy「えすごい似合ってるよ可愛い
てかこれってシミラールックデート？そうだよね？ね？」

『オッパ落ち着いてね、圧がすごい』

落ち着いた雰囲気のアパレルショップが並ぶ街に、マネオッパが私とドヨンイオッパを車で送ってくれる

お礼を言って車を降りると差し出されるオッパの手

『ありがとう』

dy「はぐれちゃだめだから離さないでね」

『はぁい』

dy「あと帽子もちゃんと深く被ってね」

そう言ってバゲットハットを直してくれる

外を歩くときはドヨンイオッパと一緒なのが1番安心する

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お互いにお気に入りのショップをいくつか回って、気に入ったものを買って

またガラス張りの店が建ち並ぶ通りを物色していると、あるお店の前で足が止まる

dy「ここの中入って見たい？」

『うん、アクセサリーほしいなぁと思ってたから』

そこはシンプルで性別を問わないデザインが特徴的なアクセサリーショップで、私の好きなシルバーのアクセサリーが並ぶ

たくさんある中から吟味していると、「A」とオッパの声

dy「これ絶対Aに似合う」

細く華奢なチェーンの先に小ぶりの花がついているネックレス

シルバーでプレーンな私のまさに好みのデザインだ

dy「AはAの魅力を邪魔しないのが似合うなぁって、この花がイメージに合うと思った」

『綺麗、これ本当に私が好きな感じ
オッパってほんと私のこと分かってる』

dy「僕がAのこと1番知っていたいの、
これオッパが買ってあげる」

『えぇそんな、…
あ！私もオッパにネックレス選んでいい？

お互いに買って交換しよう』

私がドヨンイオッパに選んだのは同じシリーズのネックレスの、さらにさっぱりとした違う花のデザインのもの

『ドヨンイオッパの透明感に合う感じの花だと思ったの、このジャケットにも合うかなぁって』

dy「すごく気に入った、絶対いっぱいつける」

　

店員さんが裏に文字を刻印するサービスを提案してくれたので、お互いの名前を刻印してもらうことに

『気に入るもの見つかって、ペアネックレスまで買っちゃって満足〜』

dy「また絶対来よう、次はペアリングでも作ろうか」

『わぁそれもいいね』

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