47＊sakkun＊ ページ47
＊sakkun＊
顔を真っ赤にさせたAちゃんが、
目をぱちくりさせてる。
……可愛いんだけど。
Aちゃんの髪を、指でくるくる巻き付ければ
ドキドキしてます、って顔してて。
「……ねぇ、可愛いすぎんだけど。」
「へ！！？」
「………昨日、散々俺を煽っといて、
寝ちゃったAちゃんには、どんな罰がいいかなぁ？」
「ば、罰！？」
「んー。」
さらりと髪を撫でて、
頬も、指でなぞれば
目を見開いたまま、固まってる。
………待ってよ。
マジで可愛すぎんだけど。
「……ねぇ。」
「へ？！」
そっと、耳元に近付いて
「………チュー、して。」
囁くように言えば
「！！」
もっもっと、顔が紅くなった。
「あー…もぉー……
かーわーいーいー！！」
バタっ、と倒れて思わず顔を隠してジタバタした俺。
「……さ、さっくん…」
「んぇ？」
「う、動かないで、ね？」
「へ？」
俺の両手首を握られて
顔から離されたお陰で
目の前に拡がるAちゃんの顔。
ん？
俺の両手は、彼女によって
俺の顔の横。
あれ？なに？
なんか、襲われてる感、満載。
………え、待って、待って。
俺を見下ろすAちゃんの潤んだ瞳。
……ド、ドキドキが、すげー。
バクバク、心臓がどんどん早くなる。
「……さっくん……目、瞑って？」
え、マジ？
「……ぅ、ん。」
目を閉じれば、彼女の俺の手首を握る手に、力が籠った気がする……
あー……やばぁ。
目を閉じていても、Aちゃんとの距離が縮まっていく気配。
「……、…」「……っ、……」
ちゅ、と重なった俺とAちゃんの唇。
ゆっくり、目を開ければ
Aちゃんの目蓋もゆっくり開くとこ。
「………」
………あぁー、ムリー…
「あ」
ゴロン、と身体を入れ替えれば
びっくりした顔をしたAちゃんが、俺を見上げてて
今度は、俺がAちゃんを組敷く番。
「………煽るの、上手いんだねぇ。」
「え！？」
「……でも、それ、これからは、
俺にだけ、ね？
他でやったら、マジで許さないから。」
ふ、と笑うと
Aちゃんの顔がどんどん紅くなる。
Aちゃんの服の裾をきゅっと、握って
「……いいってことで、いいですか？」
首を傾げれば、もっと紅くなった。
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HANA*(プロフ) - くろさん» お読み頂きありがとうございます💗キュンキュンご提供出来たようで、こちらも嬉しいです😆✨ (4月1日 9時) (
レス) id: d37919878c (このIDを非表示/違反報告)
くろ(プロフ) - すごくキュンキュンしました💗すてきなお話ありがとうございます✨ (3月31日 10時) (レス) @page49 id: 117f69f925 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - Snoニャンさん» お読み頂きありがとうございます❤️舘さま担なのですね❤️ご安心ください✨舘さまも後に控えておりますので、楽しみにお待ちいただければと思います❤️ (3月20日 18時) (レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
Snoニャン - だて様できますか？だて担なので (3月20日 10時) (レス) id: e63a2206d2 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - りさん» 最後までありがとうございました💗息、してください💗🤣笑 続編 もお楽しみにぃー💗 (3月18日 11時) (レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HANA*
| 作成日時：2024年3月9日 11時
