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「…………」「…………」
２人でゴロン、して漫画を読み始めて、たぶん１０分くらい。
隣にいる さっくんの温もりが、心地よくて……
時間も時間だし…
段々……目蓋が重くなってきた…
ちらりと横を見れば、真剣な顔で漫画を読んでて
その横顔がかっこよくて、可愛くて…
枕に頬を付けて眺めていたら…
いつの間にか……
「………」
…………
……………
「ニャァ、」カリカリ。
扉を、引っ掻く音と、ネコちゃんの鳴き声で
ふと、目を開けば
………あれ？
辺りが、明るい。
電気の灯り、じゃなくて…
外からの自然光。
顔を動かせば、首筋に掛かるピンクの髪。
私の肩に寄り添うように目を閉じる さっくんのキレイな顔。
………あれ？あれ？あれ？
……どうしたんだっけ？
どうなったんだっけ？
……あれ？待って……
服、着てる……よね？
って、なに考えてんだ！！
着てるよ！
だって、そんなことした記憶が、ないもん……
………いや……
そう、
そんなことした記憶、ないじゃん……
「……ぇ、待って？……私……最低じゃない？」
小さな小さな独り言。
「……最低なの？笑」
ドキッ、
いつの間にか目が開いてる さっくん。
「お、お、おは、おはよぉ。」
「あは、笑
おはおはよぉ。笑」
「………昨日……私……」
「スヤスヤ。いつの間にか寝ちゃってた！
だから、ぎゅうして、俺も寝たぁ。」
ニパニパ笑顔でそう言われたけど
「ご、ごめん！」
「あは、笑
よく、謝るねぇ！笑」
「だって……」
「いいの。こうやって、ぎゅうして寝れるなんて、最高だったんだから！
最低なんかじゃないよ、全然！」
「……さっくん……」
なんて、なんて、優しくてイイコなの？
期待させるだけさせといて、隣でスヤスヤ眠る最低女の私に！
「……そりゃねぇ。俺も男の子だし、
期待させられてたし？
悶々としちゃって、大変だったけどぉ」
「え！！？」
カァっと、一気に顔に熱が集まった気がする。
「あは、笑
嘘、嘘。
俺もすぐ寝れた。
Aちゃんの寝顔見てたら、すーぐだった。笑」
「……もぉ、さっくーん」
「……でも、悶々としたのは、ホント。」
「！！」
頬杖付いて、私を見下ろすその顔は……
……待って……
男の子……
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HANA*(プロフ) - くろさん» お読み頂きありがとうございます💗キュンキュンご提供出来たようで、こちらも嬉しいです😆✨ (4月1日 9時) (
レス) id: d37919878c (このIDを非表示/違反報告)
くろ(プロフ) - すごくキュンキュンしました💗すてきなお話ありがとうございます✨ (3月31日 10時) (レス) @page49 id: 117f69f925 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - Snoニャンさん» お読み頂きありがとうございます❤️舘さま担なのですね❤️ご安心ください✨舘さまも後に控えておりますので、楽しみにお待ちいただければと思います❤️ (3月20日 18時) (レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
Snoニャン - だて様できますか？だて担なので (3月20日 10時) (レス) id: e63a2206d2 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - りさん» 最後までありがとうございました💗息、してください💗🤣笑 続編 もお楽しみにぃー💗 (3月18日 11時) (レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HANA*
| 作成日時：2024年3月9日 11時
