45＊sakkun＊ ページ45
「お邪魔、します。」
「……どぞ。」
そんな感じで、うちに来たけど、
２人して、緊張。
……笑える程に、緊張。
「あ、ツナぁ！ただいまぁ」
そこへ
テトテトと、ツナが玄関に出てきた。
「久しぶりー！覚えててくれてるかなぁ？」
玄関先で、座り込んだAちゃんがツナに向かって手を伸ばせば
その指先の匂いを嗅いだツナ。
ペロッと指先を一舐めして、リビングに戻ってった。
「覚えてるっぽいね。」
「え、ほんと！？」
パッと嬉しそうに顔を上げた彼女と目があって
立ってる俺を見上げるから自然と上目遣い。
……あぁ、可愛い。
「ほら。」と手を差し出せば
恥ずかしそうに、握り返してくれて
引っ張り上げれば、
素直に立ち上がるから
近付いた目線。
微笑めば、Aちゃんも微笑んでくれて……
少し力を入れて更に引っ張れば、
簡単に俺の腕の中。
「……あ…」
「……ツナじゃなくて、今は俺でしょ？」
「……や、やっぱ、ほら、ツナとシャチ、いるし。」
「あ、"やっぱダメ"はなし、って言った。」
「……ぅぅ……」
「……今日は、リビングで寝てもらうから。
ツナシャチは。」
「！」
「……あは、笑
ねぇ、大丈夫？」
「……む、む、ムリかも……」
なんか、俺の腕の中でプルプルしてる。笑
「んー……ムリは、ムリ。」
「……な、な、慣れてないの、こうゆうの。」
「慣れててもイヤなんだけどね？」
「いや、そうかもだけど…」
「……とりあえずさ、イチャつくか！笑」
「……えぇ？！」
「おいでぇー。」
なんてことないよ？って顔して、寝室に連れ込んで
ベッドに座らせてから
その横にある、俺のお気に入りだけを置いてある本棚。
１冊、手渡せば
「え？」って。笑
「読も？」
俺は、ゴロンして、いつものスタイルで漫画をペラペラ。
「……ちょっと、まったりしようよ。２人で。」
ポンポン、と隣を叩いて
ゴロン、を促せば
戸惑いながら隣に移動してきた。
「……お邪魔、します。」
「あは、笑
ん。」
２人で並んでゴロン。
……あぁ、それだけで
なんなんだ、この幸せ。
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HANA*(プロフ) - くろさん» お読み頂きありがとうございます💗キュンキュンご提供出来たようで、こちらも嬉しいです😆✨ (4月1日 9時) (
レス) id: d37919878c (このIDを非表示/違反報告)
くろ(プロフ) - すごくキュンキュンしました💗すてきなお話ありがとうございます✨ (3月31日 10時) (レス) @page49 id: 117f69f925 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - Snoニャンさん» お読み頂きありがとうございます❤️舘さま担なのですね❤️ご安心ください✨舘さまも後に控えておりますので、楽しみにお待ちいただければと思います❤️ (3月20日 18時) (レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
Snoニャン - だて様できますか？だて担なので (3月20日 10時) (レス) id: e63a2206d2 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - りさん» 最後までありがとうございました💗息、してください💗🤣笑 続編 もお楽しみにぃー💗 (3月18日 11時) (レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HANA*
| 作成日時：2024年3月9日 11時
