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「でもね、ちょっと……ここは…
恥ずかしかった…かも…」
どこでだって、さっくんからのキモチを聞けたのは嬉しい。
めちゃくちゃ、嬉しい。
だけど、
深夜で誰もいないとはいえ……
美月がここにいるって思うと
……恥ずかしい……
「……行こ？」
「え？」
「………２人きりに、なれるとこ。」
「……っ、…」
キュッ、と手を握られて、落とした私の荷物を持ってくれた彼に
引っ張られるようにして歩き始めて
助手席に乗り込んだ。
運転席に座った さっくんが
ふわふわぁ、と微笑んで
「……２人きりに、なれるとこ。とか、
なんか、ヤッベーセリフ、吐いたね、俺。笑」
「……ど、ドキドキ、した…」
「あは、笑
んー……ふふ。笑
いいね、それ。」
「え？」
「……今夜は、帰さないから。」
「！」
「……あっは、笑
とか言って！！
ヤバ！
めーっちゃ、恥じぃー」
しっかりキメ顔して、男っぽく言ってきたのに……
急に可愛く、クシャって、なるの、やめてぇー…
「……ぅぅ……」
「ん？」
「……ダメだ……さっくん、やめて…」
「へ？」
「……い、意識、混濁する……」
「意識混濁！！笑
怖い、怖い、怖い！笑」
「……キュン、がすごいの……」
「んは、笑
ねぇ、俺も。」
「え？」
「俺もね、ずーっと、キュンしてる。」
「……っ、……」
「……あ、ダメだ。」
「……へ？」
「このまま、運転すんの、忘れそう。笑
ずーっと、Aちゃんのその照れた顔、見てたくなっちゃうから。」
「！！」
「あは、笑
でもね、出発しちゃいまーす。」
「……ん。…」
ゆっくり走り出したアニソンの流れるさっくんの車。
ハンドルを握る彼の横顔がやっぱり、かっこよくて
キラキラしてて……
あー…好き。
……どうしよ、手、握りたい……
好きと言って、好きと言われたら……
もう、止まらない。
私の、好き。
"２人きりに、なれるとこ"
………２人きりに、なりたいな。
…………。
え、いや、待って……
待った、待った。
なに、し、下心！？
好きなヒト。想いの通じあった好きなヒト。
でも、弟の友だち。
そんなヒトに、しっかり下心？
「だ、ダメダメ。」
「ん？なにがぁ？」
「な、なんでも！」
……心の声、モレモレ。
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HANA*(プロフ) - くろさん» お読み頂きありがとうございます💗キュンキュンご提供出来たようで、こちらも嬉しいです😆✨ (4月1日 9時) (
レス) id: d37919878c (このIDを非表示/違反報告)
くろ(プロフ) - すごくキュンキュンしました💗すてきなお話ありがとうございます✨ (3月31日 10時) (レス) @page49 id: 117f69f925 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - Snoニャンさん» お読み頂きありがとうございます❤️舘さま担なのですね❤️ご安心ください✨舘さまも後に控えておりますので、楽しみにお待ちいただければと思います❤️ (3月20日 18時) (レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
Snoニャン - だて様できますか？だて担なので (3月20日 10時) (レス) id: e63a2206d2 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - りさん» 最後までありがとうございました💗息、してください💗🤣笑 続編 もお楽しみにぃー💗 (3月18日 11時) (レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HANA*
| 作成日時：2024年3月9日 11時
