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「あれ？」
「！ なに！？」
「ってか、ビール、あったんじゃん！」
テーブルに置かれた、隠しビール。
「……あ、しまった。」
「しまった。じゃないじゃん！
ズリーーー！」
「いやいや、これは、私が自分で買ったご褒美だから！」
「えー？俺も、今日頑張ってきたからさぁ
ご褒美、お裾分けしてよぉー」
「え、でも、暖が買ってくるんでしょ？」
チラっと、部屋の時計に視線を移した彼が
「まだ、帰ってこないから、
ちょっとちょーだい？」
「だ、だめ！！」
また、"間接キス"とかいわれたら
今度こそ、隠しきれないほど、赤面する。
テーブルに置いていたビールを、取って
抱え込めば
「えー！いいーじゃーん！」
それを奪おうと手を伸ばしてくるから
「ダメだってば！！」
こっちも、左手を目一杯伸ばして阻止。
「俺、ちっちゃいけど、Aちゃんよりは大きいからね、
そんなん、届くよ？」
「あ！！」
もっと身体を寄せてくるから
さっくんの重みに耐えきれず、
仰向けに倒れ込めば、ビールが傾いた。
「あっぶな！！」
間一髪で、彼がビールをキャッチ。
「…………」
私の目の前には、さっくんの男らしい喉仏。
視線を動かせば
さっくんの、キレイな瞳と、目があった……
「……、……」
ドクドクドクドク、ものすごい早さで刻み始めた私の鼓動。
思わず飲み込んだ、生唾。
「…………」
退くこともしないし、私から目も反らさない彼。
………ちょ、ちょ、ちょっと待って？
これ、今……ど、どうゆう状態？
ソファに、両手を万歳状態で仰向けに寝転ぶ私の上に、跨がるようにしている さっくん。
これ、端からみたら
押し、押し倒されているような……
「………Aちゃん…」
「！」
ま、ま、待って待って……
さっくんの、目が変わった…
いつものカワイイ視線とは全然違うものに……
私から視線を反らさないままに、
ビールをテーブルに置いたさっくんの大きな手のひらが
そのまま、私の頬に伸びてきた……
ま、待って、待って……
な、何が起こってる？
「……あ、あの……さ、さっくん…」
さっくんの胸を押そうと、そこに触れれば
「、」
ドクドクドクドク、とものすごい早さで刻む私と同じ鼓動を感じて
一気に顔に熱が集まった。
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HANA*(プロフ) - くろさん» お読み頂きありがとうございます💗キュンキュンご提供出来たようで、こちらも嬉しいです😆✨ (4月1日 9時) (
レス) id: d37919878c (このIDを非表示/違反報告)
くろ(プロフ) - すごくキュンキュンしました💗すてきなお話ありがとうございます✨ (3月31日 10時) (レス) @page49 id: 117f69f925 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - Snoニャンさん» お読み頂きありがとうございます❤️舘さま担なのですね❤️ご安心ください✨舘さまも後に控えておりますので、楽しみにお待ちいただければと思います❤️ (3月20日 18時) (レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
Snoニャン - だて様できますか？だて担なので (3月20日 10時) (レス) id: e63a2206d2 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - りさん» 最後までありがとうございました💗息、してください💗🤣笑 続編 もお楽しみにぃー💗 (3月18日 11時) (レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HANA*
| 作成日時：2024年3月9日 11時
