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「あー、マジでこの場面、さいっこうじゃない！？」
「控えめにいって、最高。」
今日も変わらず、我が家のヲタクたちは、
アニメを観ながら、さっくんがUberしたピザやチキンをがっついている。
「ねぇ、ジュース飲む？」と声をかければ
「あ！飲む飲むー」と暖。
「何にするのー？またコーラでいいのー？」
冷蔵庫を開けながら声をかければ
「暖はね、コーラだってぇ。
俺はね、オレンジジュースにするー」
いつの間にか、後ろに立ってた さっくん。
「…びっくりした。
いきなり背後に立たないでよ。」
「えー？ごめーん。
結構ドシドシ来たんだけど。」
「ドシドシってなに？笑」
「えー？こう、ドシドシって！」
その場で、足踏みした彼のカワイイこと。
「あは、笑
さっくん、ドシドシ言わないじゃん。笑」
「ねぇー、それって、俺が小さいって言ってるー？」
「言ってないけど…」
「"けど、"ってなに、"けど"って！笑
言ってんじゃん！」
「あは、笑」
「"あは、笑" じゃないのよ！笑」
ニパッ、と笑って、私の髪をグシャグシャと撫で回した彼の
その、私の頭を片手で包んでしまう程の大きな手に
どき、と心臓が音を立てた。
「オレンジとコーラ持ってくねぃ。」
「あ、うん。」
「……あー！っていうか、Aちゃん、こっそりビール飲んでんじゃん！」
クンクン、と鼻を鳴らして近付いた距離に
思わず後退り。
「い、１本しか飲んでないから！」
「えー？俺もやっぱビールにしよっかなぁー？」
「あ、もう、最後の１本だったから……」
キッチンで、こっそり飲んでいた私の缶を持ち上げれば
ヒョイっと、取り上げられて
「あ！まだちょっと入ってる！」
「あ」
「旨！！」
ゴクッ、と喉を鳴らして、彼の身体の中に取り込まれたビール。
…………って、いうか……
「あ、間接キス？」
それは、それは、小さな声でそういって
私を見たさっくんに
また、私の心臓は暴れだす。
「お、弟、とのは、間接キスに入りません。」
「にゃは、笑
俺も"弟"だったぁ！」
あはは〜、笑 と笑いながら
暖の隣に戻っていった彼に気づかれないように
ため息を吐き出した。
「……はぁ。」
………あ、もうお気づきですよね。
そうなんです。
私は さっくん に恋をしているのです。
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HANA*(プロフ) - くろさん» お読み頂きありがとうございます💗キュンキュンご提供出来たようで、こちらも嬉しいです😆✨ (4月1日 9時) (
レス) id: d37919878c (このIDを非表示/違反報告)
くろ(プロフ) - すごくキュンキュンしました💗すてきなお話ありがとうございます✨ (3月31日 10時) (レス) @page49 id: 117f69f925 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - Snoニャンさん» お読み頂きありがとうございます❤️舘さま担なのですね❤️ご安心ください✨舘さまも後に控えておりますので、楽しみにお待ちいただければと思います❤️ (3月20日 18時) (レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
Snoニャン - だて様できますか？だて担なので (3月20日 10時) (レス) id: e63a2206d2 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - りさん» 最後までありがとうございました💗息、してください💗🤣笑 続編 もお楽しみにぃー💗 (3月18日 11時) (レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HANA*
| 作成日時：2024年3月9日 11時
