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「……A？」
「……ん。」
「……びしょびしょだ。笑」
抱き合ったまま、その温もりに酔いしれていれば
耳元で笑った蓮の声。
「あ」
身体を離せば、彼の髪からポタポタと滴り落ちる水滴が
私のことも、蓮のことも、濡らしてた。
「風邪引くんだけど。笑」
「………私は言ったよ？濡れるって。」
「……ん。濡れた。」
「……ふふ、笑」
「ねぇ、行っていい？」
「……え？どこに？」
口角を上げた蓮。
「……Aの、家。」
「………どうして？」
「……服乾かすため。
近いでしょ？」
「服、乾かしてる間、着てるものないけど。」
「………いらないんじゃない？」
「………いるよ。」
「……俺は いらないけど。」
ニヤリ、と笑う蓮に、心拍数は上がるばかり。
そんな私の様子を見て…
「くはは 笑」
………楽しそうに、笑っちゃって……
「………蓮」
「ん？」
「……ベッドに転がって、星、見れるんだ。家。」
「………はは 笑
そうなんだ？……いいね。
……一緒に見よっか。星。」
「………うん。」
私の返事に、白い歯を見せて嬉しそうに笑った蓮。
「……いつも、そうやって星、見てた？」
「……うん。……見てた。」
「……何を、想って？」
「……何も、想わず。」
「……ふーん。」
「………ねぇ、口角、上がってる。」
「上がるよね。そりゃ。」
「……何も想わずに、星、見てたのに？」
「だってさ。
"天の邪鬼"じゃん？Aは 。
窓際に、わざわざベッドを置いて？
何も想わずに、星、見てたんでしょ？笑
……俺はね、バルコニーから
いつも星、見てた。」
「……そっか。」
「A、どこで何してるかな？
元気でいるかな？
笑ってるかな？
……逢いたいなって。」
「………へぇ。」
「口角、上がってるよ？笑」
「……上がってない。」
「………天の邪鬼。笑」
「………うるさい。」
「……ねぇ。」
「なに？」
「……俺、言われてなくない？」
「え？」
「………」
………この顔は 絶対、待ってるやつだ。
「………好き……」
………やっと、蓮に伝えられた、私の本音……
「……あは 笑」
「……好き……蓮…」
「うん。俺も。」
蓮のことが……
大好き……
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HANA*(プロフ) - kさん» 最後までありがとうございました🖤ドキドキワクワクをご提供出来て良かったです🖤 次回も💗storyで、ドキドキワクワクして貰えるよう頑張ります💗次回もお楽しみに💗 (3月3日 8時) (
レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - りこさん» 最後までありがとうございました🖤めめには、やっぱめめ道を突き進んで欲しくて🤣笑 💚坦さんにも楽しんで貰える作品が描けてよかったです💚 お次はぜひ、💗くんに落とされ掛かってください💗😁 (3月3日 8時) (レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - りさん» 最後までありがとうございました🖤水を滴らせたかったんですよねぇ、めめ🤣私の願望に口角上がってくださっててよかったです！🤣 また💗のお話でお会い致しましょう💗 (3月3日 8時) (レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - こじまるさん» 最後までありがとうございました🖤暖くんの恋は成就しなかったけど、いつか誰かと幸せになってくれる未来がきっとある!!🤣笑 また次の作品でお会い致しましょう💗 (3月3日 8時) (レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
k(プロフ) - 毎回の更新をドキドキワクワクしながら、読ませていただきましたー！ハッピーエンド良かった（т-т）甘々の続編も読みたいです！！！ (3月2日 21時) (レス) @page48 id: 0c8f546268 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HANA*
| 作成日時：2024年2月24日 16時
