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窓の外は 見慣れた景色。
………もうすぐ着いてしまう、私のマンション。
……隣で、いまだに私の手を握っている彼は
どうするつもりでいるのだろう……
……降りてくる、つもり？
「…………」
チラリとその顔を確認すれば
私の視線に気づいた蓮の視線も、こちらを向いた。
ドキッ、
「……なに？」と口角をあげられたから
「……なんでもない。」と負けじと口角をあげた。
……引きつっては なかったはず……
なのに…
"ふーん。"と楽しそうに笑われた。
「…………」
クスクス、笑う蓮に
ものすごく、居心地が悪い。
「こちらでよろしいですか？」
タクシーの運転手さんの問い掛けに
慌てて返事。
「あ、はい！」
財布を取り出そうとすれば
「ちょっとだけ待ってて貰っていいですか？」
運転手さんにそう告げた蓮が、
私を押して、タクシーから一緒に降りた。
「え？」
「………お、降りるの？」
「……ふ、笑
どっちがいい？」
「……帰りなさいよ。」
「あは 笑
帰りなさいよって、笑」
ケラケラ笑う蓮に、私の心拍数は上がるばかり。
………調子が狂いまくり……
「…………」
「……ちゃんと、帰るよ？」
「え？」
「こんな時間だから、送りたかっただけ。」
「……、……」
そんな、優しく笑うの、やめてよ……
「気をつけてね。」
「……もう、ここ入るだけだし。」
「はは 笑
足元、気をつけて？」
「……足腰弱ってないし。」
「ぶ、笑
ねぇ、可愛。」
「う、うるさい。」
「あは 笑
じゃあね。」
私の頭をポンポン、と撫でて、またタクシーに乗り込んだ蓮は
ふわふわ微笑んだまま、手を振って帰っていった。
「………あぁ…、もう……」
こんな風に、踏み込んで来られたら……
「……困る……」
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HANA*(プロフ) - kさん» 最後までありがとうございました🖤ドキドキワクワクをご提供出来て良かったです🖤 次回も💗storyで、ドキドキワクワクして貰えるよう頑張ります💗次回もお楽しみに💗 (3月3日 8時) (
レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - りこさん» 最後までありがとうございました🖤めめには、やっぱめめ道を突き進んで欲しくて🤣笑 💚坦さんにも楽しんで貰える作品が描けてよかったです💚 お次はぜひ、💗くんに落とされ掛かってください💗😁 (3月3日 8時) (レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - りさん» 最後までありがとうございました🖤水を滴らせたかったんですよねぇ、めめ🤣私の願望に口角上がってくださっててよかったです！🤣 また💗のお話でお会い致しましょう💗 (3月3日 8時) (レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - こじまるさん» 最後までありがとうございました🖤暖くんの恋は成就しなかったけど、いつか誰かと幸せになってくれる未来がきっとある!!🤣笑 また次の作品でお会い致しましょう💗 (3月3日 8時) (レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
k(プロフ) - 毎回の更新をドキドキワクワクしながら、読ませていただきましたー！ハッピーエンド良かった（т-т）甘々の続編も読みたいです！！！ (3月2日 21時) (レス) @page48 id: 0c8f546268 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HANA*
| 作成日時：2024年2月24日 16時
