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「ねぇ、蓮。」
髪を切り終えて、帰り仕度をする彼の後ろ姿に声を掛けた。
「ん？なに？」
「……もう、やめてね。
こうやって、ここ来るの。」
「……じゃあ、連絡先、教えてよ。」
「………教えないよ。」
「……ん。そっか。」
アッサリと引き下がった蓮に違和感たっぷり。
個室の扉を開けて
蓮が外に出れば
「お疲れさまでした！」
と、サクラが一緒に見送る為に私の傍に来た。
「ありがとうございました。」
ふわりと微笑んだ蓮が
私の顔を見て、こう言った。
「……また、指名させて頂きますね。
Aさん。」
「…………」
サクラの手前、『来るな』とは言えない。
「……お待ち、しています。」
「はい。また来ます。」
私に背を向ける直前
蓮が口角を上げたのを、私は見逃してない。
………やっぱり、
アッサリ引き下がるわけがなかった。
お店を出て、
サクラが呼んでくれていたタクシーに
乗り込んだ彼が
ヒラヒラと手を振って帰っていった。
頭を下げる私の横で
同じように頭を下げながら、手を振り返してるサクラ。
「……サクラって、意外と 流されやすいタイプ ？」
「ヤダ、私、今までそんな感じ出したことないじゃないですか！
目黒蓮くんは なんか特別です」
「……ふーん。」
「これからは 定期的にあの"キラキラ"を拝めるんですね。
尊いです。」
隣で手を合わせてる。
………定期的に……か。
……はぁ。
困る。
「……Aさんは キラキラにときめかないんですか？」
「え？」
「２人っきりで密室にいたのに、
ときめかなかったんですか？」
ニコニコしてる、彼女も
なんだか、キラキラして見えた。
「……ときめかないよ。
１０個も下のアイドルに、ときめいてどうするのよ。」
「…………」
「ん、なに？」
「………いえ……何て言うか…
"推し"的な意味合いで言ったんですけど……」
「…………」
"推し"的な……
え、私、なんか地雷踏んだ？今。
「……私は 有りだと思います！」
「ん？」
「１０個下のアイドルに、本気の恋も。」
「はい？」
ガッツポーズのサクラ。
「……私も、"推し"的な意味合いで答えたんだけど？」
「……大丈夫です。分かりましたから。」
………何が、よ？
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HANA*(プロフ) - kさん» 最後までありがとうございました🖤ドキドキワクワクをご提供出来て良かったです🖤 次回も💗storyで、ドキドキワクワクして貰えるよう頑張ります💗次回もお楽しみに💗 (3月3日 8時) (
レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - りこさん» 最後までありがとうございました🖤めめには、やっぱめめ道を突き進んで欲しくて🤣笑 💚坦さんにも楽しんで貰える作品が描けてよかったです💚 お次はぜひ、💗くんに落とされ掛かってください💗😁 (3月3日 8時) (レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - りさん» 最後までありがとうございました🖤水を滴らせたかったんですよねぇ、めめ🤣私の願望に口角上がってくださっててよかったです！🤣 また💗のお話でお会い致しましょう💗 (3月3日 8時) (レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - こじまるさん» 最後までありがとうございました🖤暖くんの恋は成就しなかったけど、いつか誰かと幸せになってくれる未来がきっとある!!🤣笑 また次の作品でお会い致しましょう💗 (3月3日 8時) (レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
k(プロフ) - 毎回の更新をドキドキワクワクしながら、読ませていただきましたー！ハッピーエンド良かった（т-т）甘々の続編も読みたいです！！！ (3月2日 21時) (レス) @page48 id: 0c8f546268 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HANA*
| 作成日時：2024年2月24日 16時
