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佐久間くんが私のお店に通うようになってから
更に２年後。
蓮の人気は とんでもないことになっていた
私の知ってる 蓮じゃなくなっていったけれど
そうなるべくして、なってるとしか思えなかった。
蓮には そんな魅力があったし、頑張っていたから。
嬉しくて、勝手に誇らしくて……
でも
あの頃の、あの想い出も
蓮に抱いていたキモチも
もしかしたら、全部が
夢だったのかもしれない、と思ったら
また、胸が苦しくなった。
この痛みも、苦しみも
いつまで経っても消えてくれない。
あ……違うかも。
消したくないのかもしれない。
……………
…………………
「佐久間くん、ご馳走さまでした…
私までご馳走になっちゃって……
ほんと、申し訳ないんだけど……」
「んにゃ！全然！！
誘ったの俺だし！！」
「さっくん、稼いでるからねー！」
「おい！暖！お前は 感謝ってもんが足んねーのよ、いつもいつもぉー！」
また閉店後に髪を染めに来ていた佐久間くんが
暖とこの後飲みに行くからって、私の事も誘ってくれた。
お支払い、しようとしたのに
払わせてもらえなかった。
……ふと、思い出した。
蓮が
『奢らせてよ』って、唇尖らせてた時のこと。
………今は 佐久間くんみたいに
スマートにお支払い出来るような
そんな大人になってるのかな？
「あ、星キレイですよ！Aさん！」
「あ、ホントだぁ」
暖に言われて見上げた星。
蓮とよく見た星。
あれからも、よく1人で見上げてた。
「あれって、なに座なんだっけー？」と佐久間くん。
「あれは オリオン座」
「あぁ！お店の名前！
さすが！」
「でも、Aさん、オリオン座しかしらないじゃないすか！
他はなんでしたっけ？ 笑」
「ん？………"わかんない座" 」
「んは 笑
"わかんない座" 笑
なんか、蓮が言いそう！笑」
ドク、と大きく脈打った私の心臓。
「………、…」
「蓮も、星好きでさぁ。
よく、バルコニーから見てるって言ってたぁ」
………昔は
ベッドに転がって見えたのにね。
……蓮は きっと、ベッドに転がってみたいんだろうな…
そう思ったら、
なんだか無性に逢いたくなってしまった……
ダメだな……私……
……全然……
忘れられない……
6年も、経ってるのにね？
可笑しいよね。
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HANA*(プロフ) - kさん» 最後までありがとうございました🖤ドキドキワクワクをご提供出来て良かったです🖤 次回も💗storyで、ドキドキワクワクして貰えるよう頑張ります💗次回もお楽しみに💗 (3月3日 8時) (
レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - りこさん» 最後までありがとうございました🖤めめには、やっぱめめ道を突き進んで欲しくて🤣笑 💚坦さんにも楽しんで貰える作品が描けてよかったです💚 お次はぜひ、💗くんに落とされ掛かってください💗😁 (3月3日 8時) (レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - りさん» 最後までありがとうございました🖤水を滴らせたかったんですよねぇ、めめ🤣私の願望に口角上がってくださっててよかったです！🤣 また💗のお話でお会い致しましょう💗 (3月3日 8時) (レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - こじまるさん» 最後までありがとうございました🖤暖くんの恋は成就しなかったけど、いつか誰かと幸せになってくれる未来がきっとある!!🤣笑 また次の作品でお会い致しましょう💗 (3月3日 8時) (レス) id: 081984e997 (このIDを非表示/違反報告)
k(プロフ) - 毎回の更新をドキドキワクワクしながら、読ませていただきましたー！ハッピーエンド良かった（т-т）甘々の続編も読みたいです！！！ (3月2日 21時) (レス) @page48 id: 0c8f546268 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HANA*
| 作成日時：2024年2月24日 16時
