続 Julietta ＊koji＊

4＊koji＊ ページ4

「はぁ〜」




「康二。」



「……はぁ〜」




「康二。」




「……はぁ「うるさい。」



唇、摘ままれた。




「ムー！」



俺の唇、摘まむその指を払って



「なんやねん！」言うたら




「ため息つきすぎ！息吐き出しすぎ！

二酸化炭素出しすぎ！

地球温暖化進めんな！」



「いや、ツッコミ多いな！！

なんや！地球温暖化て！

インテリか！！」




「お前のため息が、うるさいんだよ！！」




めっちゃツッコんできたのは、ふっかさん。




「だって、寂しいねんもん…」



「また、出張なだけだろ？」




「出張なだけって、なんやねん！

１日も会えないなんて、"だけ"ちゃうねん。

死ぬねん。


俺、死ぬねん。」




「"ねん、ねん、ねん、ねん"、うるさいなぁ！」




「なんやねん！」




「うるさい！」



「わぁ〜ん！照兄！

ふっかさんが、怒ってくるー」




「……ふっか、うるさい。」




「なんで、俺！？」




「へへーんだ！」



照兄の、後ろに逃げ込めば最強なんじゃ！




「康二ー！」




「ふっか、うるさい。」




「照ー！なんで、康二の味方すんだよー！

俺らシンメじゃん！！」




「あー…もう。うるさ。」



照兄が、イヤホンを耳に差して



しらんぷり。





「康二ー！」



「あ、やめぃ！！」




そんな戯れが、




俺は大好きやねん。笑

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