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「俺、31」
「え？4つも歳下だったの？
なに、生意気ー。」
「そんな変わんないでしょ。」
「だって、深澤が1歳の時、私もう字書けるし、お箸持てたし！」
「そんな小さい頃を比べられても。」
「ねぇ、深澤！背中貸して！」
「へ！？」
なんの脈絡もない。
「なんか、キャラ変がすごくない？」と言いながら背中を向ければ
「こっちが、私だし！」
「うぉ！！」
背中に飛び乗ってきたAを慌てて、手で支えた。
「なに？！」
「脚汚れたから、あっちに水道あんの。
連れてってー」
「もぉ、なに！
あ、暴れんな。俺まで汚れる。」
「気にすんな！深澤！」
「ねぇ、キャラ変がスゴい！」
「あははは！笑」
酔ってんのかってくらいのテンション。
でも、楽しそうで
うん。
まぁ、こっちの方が全然いい。
…………
………………
「ねぇ、トトロなの？」
「えー？失礼じゃない？」
「ちゃうちゃう。サツキ？かメイ？」
何故そう思ったのかと言えば
水道で脚を流しながら、足踏みしてるから。
トトロに確かこんなシーン、あったなって。
「ねぇ、じゃあカンタ！タオルちょうだい？」
「誰がカンタだよ。
ってか、カンタって召し使いとかじゃないから。」
と言いながらも、持たされていたタオルを手渡した。
そして、またおぶさったAを支えながら車まで歩いた。
「ねぇ、深澤ー」
「なに？」
「楽しかった。」
「そ？」
「外の世界、悪くないね。」
「ふは、笑
じゃあよかった。」
「そこにいたのが、深澤でよかった。」
「んー、そっか。よかった。」
「また、遊んでくれる？」
「いーよー。」
「じゃあ、連絡先、あとでちょーだい？」
「うん。いーよー。」
車に乗ってから、メッセージアプリを開いて交換したID
彼女の運転する車の中で、
何度もそのアイコンを見直したのは
また、Aと会える
確実なものを手に入れられたのが
嬉しかったから。
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HANA*(プロフ) - 暖音さん» 最後までお付き合いありがとうございました💜楽しんで頂けたようでよかったです🥺✨次回作、お楽しみに😆 (1月12日 21時) (
レス) id: a7fc361c88 (このIDを非表示/違反報告)
暖音(プロフ) - 完結お疲れ様です！続きも気になりますが次の作品も気になる…深澤さんにだけ少しワガママなお姫様とお姫様のことを第一に考えてる王子（深澤）が切なくもありハッピーエンドで面白かったです！ (1月12日 18時) (レス) id: b95c6a6ee1 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - こじまるさん» わぁ、そう言ってもらえるの、めっちゃ嬉しいです💛私の中で、ひーくんが一番想像しやすくて💛次の作品は……誰やろね？🧡🤣 (1月12日 18時) (レス) id: a7fc361c88 (このIDを非表示/違反報告)
HANA*(プロフ) - りさん» 最後までお付き合いありがとうございました💜毎回感想もほんとに、ありがたいです🥺その３人も一直線なイメージですね❤️💗🖤さて、だーれかな？お楽しみに🤣 (1月12日 18時) (レス) id: a7fc361c88 (このIDを非表示/違反報告)
こじまる(プロフ) - あー幸せになってよかった🥹💜マックスありがとう😭！HANAさんが描くひーくんが私はすごく大好きです。本当にそうやって存在してそうな…なんですかね？伝えるの難しいんですけど(笑)そして…次の作品は…誰やろ！！？え！！？🧡 (1月12日 17時) (レス) @page47 id: 3bad9f733c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HANA*
| 作成日時：2024年1月5日 7時
