#37 （坂口健太郎） ページ39
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夕日も完全に沈んでしまい、空に星が出てきた頃、
健太郎くんは海岸の近くにバイクを停めた。
「大丈夫？酔ってない？」
歩ける？と手を差し出してくれた彼に甘え、
バイクから降りて手を繋いで海岸の方へ歩く。
誰もいない海。
なんだか心地よかった。
『ん〜！気持ちいいっ』
深く息を吸い、吐く。
空気がとても美味しかった。
『すごい、東京とは思えないなあ』
「ここいいよね。穴場スポット」
『うん、さすが健太郎くんだね！』
ふふっと微笑んだときにまた繋がれた手。
思わず上を見上げると、少しだけ耳が赤い彼。
ぎ、逆にこっちまでドキドキしちゃうよ…。
なっなんか話題話題話題…！
『そっそういえば健太郎くんがバイク乗れるなんて知らなかったなあ、びっくりした！』
「撮影で乗らせてもらったのがきっかけかな。すごい心地よくてさ」
『うん、風とか気持ちよかったもんね！』
「ここに夜、バイクでくるのが好きなんだ」
『すごく素敵だと思うなあ』
「いつか好きな子とバイクで後ろに乗せてここに来るのが夢だったから」
『、え？え、それ私でよかったの…？』
「A"が"よかったからさ」
えっえ、それってどういう…？
彼はハテナが隠せない私の手をさらに強く握った。
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すず - ほんとに、おもしろいです！早く続きが読みたい！！山崎賢人君も書いて欲しいです！ (2018年3月12日 21時) (
レス) id: 67a8b14e71 (このIDを非表示/違反報告)
すだかん - このお話すっっばらしいです！ きゅんきゅんですっ 菅田将暉君をお願いします！ これからもたくさんお話書いてください！楽しみに待ってます！ (2017年9月19日 21時) (レス) id: c9c49b1c9f (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - たむさん» 瀬戸くんのお話読みました！すっごい素敵でした〜〜♪また機会があったら書いて頂けると嬉しいです！ (2017年9月18日 23時) (レス) id: 4a9e46f435 (このIDを非表示/違反報告)
たむ(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます♪ 続編の方で書かせていただきます！わたしもこんなところがあったら行ってみたいです（笑） (2017年8月30日 18時) (レス) id: 6ad8a21525 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - おもしくてもっと読みたいです！映画るろうに剣心Ver.も出来ればみたいです！こんな所があったらいいなーと思いました(*´艸`) (2017年8月29日 13時) (レス) id: 7e2effa0f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たむ | 作成日時：2017年8月8日 19時
