めぐろくん、離れてください。 (ページ8)

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目黒「じゃあ俺からね？」

そして始まった愛してるよゲーム。

…ほんとに地獄でしかない。

目黒「A、ちゃんとこっち見て。

………愛してる。」

さっきの表情とはうってかわり何かが乗り移ったかのように真剣な表情になる目黒くん。

ラウ「やっばぁ……………！！！」

向井「いやガチのやつやん！！」

周りがうるさいけど、目黒くんは真面目にやったから私も本気でやらなきゃ。

『目黒くん……愛してるよ』

しっかり目を見つめていったけどビクともしない目黒くん。

がんばったほうなんだけどなぁ………。

目黒「A…………愛してる」

ぐはぁっ！という声が聞こえるけど気にしない。

ここで負けたら今後の関係に影響が出そう…！！

そして私は、少しだけバスの座席から立って目黒くんに近付いた。

『れんくん…、愛してるよ』

手を握って言えばさすがに揺らぐ目黒くんの顔。

勝った＿＿、と思ったその時。

目黒「俺の方が愛してる」

と私が近付いていたので耳元で囁かれた。

渡辺「ねえもうやめよ？」

いつの間にか目を覚ましていた翔太くん。

なんだか不機嫌そうに見える。

…寝起きだからかな？

そしてコメントをみると、、

[アアアアアアアアアアアァ！]

[Aちゃんがれんくんって呼んだ！！！！！！]

[めめ耳元はヤバい]

[Aちゃんから手繋ぐ世界……は？？？]

向井「いや…やばいてやばいて！！！」

深澤「見てる方が恥ずかしかったわ！」

ラウ「……………………、」

と、まあこんな感じでした。

目黒「蓮くんってやっと呼んでくれたね」

……黒歴史になりそうな予感。

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