検索窓
今日:57 hit、昨日:67 hit、合計:482,547 hit

57 ページ18

阿「じゃあ佐久間は、車乗り換えよっか」
佐「……へ?」




急にあべちゃんがおれを追い出すみたいな言い方するから、不安になって見上げる。





阿「……そんな顔しないでよ。

このまま病院行った方がいいでしょ?」






バスで帰るメンバーたちとは別行動、マネージャーさんの運転する車に乗って病院に直行するのだという。





スタッフさんにもおれのことは言ってなかったはずなのに。






あべちゃんによると、いつの間にか康二がが説明してくれていたみたいだ。









病院に1人で行くの、ちょっとだけ心細いと思ったけど。


みんな疲れてるのにそんなわがまま言い出せなくて、あべちゃんの言葉にこくんと頷いた。






目「あ、もちろんラウールもだから」

ラ「えっ、僕?!
だってもう熱下がったし、こんなに元気なのに」


渡「昨日熱上がって苦しんでたの誰だよ。
まだ病み上がりなんだから、診てもらった方が安心だろ」


舘「佐久間とラウールだけじゃ心配だから。
照とふっか、付いてってやって」









とんとん拍子に話が進んで、気づいたときにはひかるに抱き上げられていた。





佐「ちょ、」



突然のことに驚いたけど、ひかるのがっしりとした腕に包まれる安心感は大きい。







渡「お前、この2日間抱き上げられてばっかじゃね?
俺も2回やったし目黒も、」


舘「ちょっと、翔太?
そんなに佐久間のこといじめないの」







2人の会話を軽く受け流したひかるが、おれを抱いたままバスを出る。




そのまま車の後部座席に寝かされた。







佐「おれがここ寝ちゃったら、みんな座るとこ、」


深「さくまー、お前人のことばっかり心配しすぎ。
だいじょーぶ、この車、座席3列になってんの」








ひかるがおれに膝を貸してくれて、ふっかとラウは後ろに座る。









ひかるが優しく胸の辺りをたたいてくれて、気づいたら眠りに落ちていた。

58 ru→←56



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (748 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1926人がお気に入り
設定タグ:snowman , 佐久間大介 , 病系
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

女性イルカ(プロフ) - ほんとですか!ありがとうございます! (2021年12月2日 6時) (レス) @page22 id: b415e83c8d (このIDを非表示/違反報告)
九花(プロフ) - 女性イルカさん» 最後まで読んでいただいてありがとうございます。なるほど……、少し遅くなるかもしれませんが、考えてみようと思います! ありがとうございます^^ (2021年8月26日 0時) (レス) id: 1e294b8d10 (このIDを非表示/違反報告)
女性イルカ(プロフ) - 完結おめでとうございます。最後ら辺にあった6人の旅行の時のバージョンとかって新作で出されたりしませんか?めっちゃ見てみたいです (2021年8月24日 15時) (レス) id: b415e83c8d (このIDを非表示/違反報告)
九花(プロフ) - 美咲さん» コメントありがとうございます。最高と言っていただけて本当にうれしいです! こちらこそ読んでいただきありがとうございました! (2020年12月13日 14時) (レス) id: 1e294b8d10 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - 完結おめでとうございます! いつも更新されるのを楽しみにしてました!! 最高の作品をありがとうございました!(≧▽≦)/ (2020年12月13日 12時) (レス) id: 477354eb00 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:九花 | 作成日時:2020年11月21日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。