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｢うわ、最悪残業確定｣
｢大丈夫ですか……？｣
ぼそっと呟いた言葉に、後ろの青木くんが心配そうに覗いてきて咄嗟に｢大丈夫！｣と笑顔で返した
残業は仕方ないけど、今週は頑張れない。だって週末のお出掛けの予定が入ってないから
別に毎週出掛けてたわけじゃない。お互い自分の時間もあるわけだし。それにぽんずで週一は会えるし。
だけど週末は深田くんが忙しいらしくて金曜日のぽんずもお休みらしい。
彼女でもないのに、会える予定がない現実が辛い。私ってこんなに好きな人に左右されやすい人だったっけ？
皆が定時で上がっていく中、一人パソコンと向き合う。
気づけば夜の7時。基本残業はしない主義の私がこんな時間まで会社にいるのなんて珍しい。
やっと資料の作成も終わり、さっさと帰ろうと思いふとケータイを開けば1件のメッセージが入っていて、それは30分前に深田くんからのもので
｢え！？｣
思わぬ相手に誰もいないフロアで大きな声を出してしまった
『Aさん、もう家ですか？夜ご飯まだだったら一緒に食べませんか？』
いつもは前もって、予定合わせてるのに…こんな突然、しかもド平日に誘われるなんて初めてで何かあったのかと不安になる
『深田くんごめん、今仕事終わってメッセージ気づいた…』
一緒にご飯食べたいけど30分前…さすがにもう他の人誘っちゃったかな。なんでこんな日に残業なんだろ……
なんて虚しくなってたら、すぐに既読がついた
『今終わったんですか！？お疲れ様です！疲れてるからご飯無理っすよね』
『行く！むしろめっちゃお腹空いてる！』
『まじすか？じゃ行きましょ！』
聞いてみればまさかの職場の近くにいた深田くん。そういえば大学がここらへんだったって聞いた事あるかも…
職場を出ればそこには深田くんがいて、なんだかすごく不思議な感じ
｢Aさん！お疲れ様です！｣
｢深田くんも！こんな時間まで学校にいたの？｣
｢今回の課題が結構難しくて…ずっと図書室篭ってました｣
｢なんで誘ってくれたの…？｣
深田くんなら誘えばすぐに飛んできそうな友達とか居そうなのに。なんで私に声が掛かったのか不思議で思わず聞いてしまった
｢なんか、ご飯食べたいな〜Aさんと…って思ってたら無意識に連絡してました｣
｢そう…なの｣
｢すぐ返事こなかったんで、諦めてもう少し進めてから帰ろうと思ってたら今仕事終わったって言うから…びっくりしちゃった｣
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竜田(プロフ) - きょんさん» コメントありがとうございます！私も書きながら頭を抱えております( 笑 )こうして読んでくださり本当に感謝です！最後まで見守ってくだされば嬉しいです(^^) (2022年9月16日 22時) (
レス) id: c4e22ab4fc (このIDを非表示/違反報告)
きょん(プロフ) - 深田くんとの絶妙な距離感にドキドキが止まりません>_<深田くん罪深すぎてリアルに頭抱えながら読んでます(笑)素敵な作品に出会えて嬉しいです！今後の更新も楽しみにしてます♡ (2022年9月14日 23時) (レス) id: 1cedd1ba3d (このIDを非表示/違反報告)
竜田(プロフ) - 5152015さん» コメントありがとうございます！自分がきゅんきゅんしながら書いてるので、共感して頂けてとても嬉しいです(；；)これからも大学生深田くんに振り回されてください♪ (2022年9月14日 23時) (レス) id: c4e22ab4fc (このIDを非表示/違反報告)
5152015(プロフ) - 再びコメント失礼します！読むたびに大学生深田くんに一喜一憂してしまいます(；ω；)最近の私の仕事頑張るモチベとなってます！オトナ忍者担様最高です(T_T)byオトナ忍者担 (2022年9月14日 14時) (レス) id: 52e9722f90 (このIDを非表示/違反報告)
竜田(プロフ) - ちょるさん» コメントありがとうございます！毎日更新できない時もありますが、温かい目で見守ってくだされば嬉しいです(^^)今後ともよろしくお願いします！ (2022年8月31日 2時) (レス) id: c4e22ab4fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：竜田 | 作成日時：2022年8月22日 21時
