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隣の女の子たちは23時に帰っていった。
気づいたら映画も終盤で、食い入るように見ていた私。終わった頃には深田くんもバイトを終えて私服に着替えて出てきたので一緒にお店を出る。
「今日枝豆3皿しかおかわりしませんでしたね？」
「そうなの…気づいたら映画見入っちゃって食べるの忘れてた…」
「めっちゃよかったでしょ？」
「よかった…！特に2人がすれ違うシーンとか…」
「そう！そこ！俺もそこめっちゃ泣きました！」
恋愛映画なんて久しぶりに見たけど。とっても素敵な話で店の中なのにちょっと泣いちゃったくらいいい映画だった。
私もこんな素敵な恋愛したいな〜なんて思ったり
「そういえば私の隣に座ってた女の子達、深田くんのお友達だった？」
「そうなんすよ！たまーに来るんですよね」
「へ〜いいお友達だね」
「そうすか？アイツら真面目に働いてる俺をいじりに来てるだけっすよ(笑)」
本当に仲が良いからこそでてくる言葉。深田くんが砕けた話し方をするくらいだから、気が知れたお友達なんだろうな。私とはやっぱり違う
そう考えれば私と深田くんってなんだろ？お友達？にしては遠いような。でもただのお客さんと店員ではないし。顔見知り以上ではあると思ってるけど、ただそれだけの仲。
これ以上の関係になるのにはどうしたらいいの？どこか遊びに誘ってみるとか…いやいや、私深田くんが何が好きなのか知らない。やっぱり告白…いや無理だって、そんな勇気ないって
「Aさん…？どうしたんですか、百面相しちゃって」
「んえ！？してた……？」
「変な顔いっぱいしてましたよ」
「失礼な！？」
「んはは！嘘ですって！」
深田くんの笑った顔見ちゃうと全部どうでもよくなっちゃう。私の悩んでる事なんてちっぽけに思えてきちゃって
「Aさんおもろいわ〜」
「何もおもろくないって。深田くんって何気にいじってくるよね」
「反応が面白くて好きです(笑)」
思わずびくっと反応してしまう。
そしたら、ん？って首を傾げる深田くん。綺麗な瞳に見つめられて3秒
「私も好き」
「へ？」
「深田くんのこと、好き」
コンビニの前、思わず出てしまった言葉は訂正しようとも思わなかった。だって事実だし。
でも深田くんは困ったように笑って「えーと」なんて頭を掻く。私はじっと言葉を待った
「あの……ごめんなさい、俺そういう目でAさんの事見てないです」
その目は真っ直ぐだった。
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竜田(プロフ) - きょんさん» コメントありがとうございます！私も書きながら頭を抱えております( 笑 )こうして読んでくださり本当に感謝です！最後まで見守ってくだされば嬉しいです(^^) (2022年9月16日 22時) (
レス) id: c4e22ab4fc (このIDを非表示/違反報告)
きょん(プロフ) - 深田くんとの絶妙な距離感にドキドキが止まりません>_<深田くん罪深すぎてリアルに頭抱えながら読んでます(笑)素敵な作品に出会えて嬉しいです！今後の更新も楽しみにしてます♡ (2022年9月14日 23時) (レス) id: 1cedd1ba3d (このIDを非表示/違反報告)
竜田(プロフ) - 5152015さん» コメントありがとうございます！自分がきゅんきゅんしながら書いてるので、共感して頂けてとても嬉しいです(；；)これからも大学生深田くんに振り回されてください♪ (2022年9月14日 23時) (レス) id: c4e22ab4fc (このIDを非表示/違反報告)
5152015(プロフ) - 再びコメント失礼します！読むたびに大学生深田くんに一喜一憂してしまいます(；ω；)最近の私の仕事頑張るモチベとなってます！オトナ忍者担様最高です(T_T)byオトナ忍者担 (2022年9月14日 14時) (レス) id: 52e9722f90 (このIDを非表示/違反報告)
竜田(プロフ) - ちょるさん» コメントありがとうございます！毎日更新できない時もありますが、温かい目で見守ってくだされば嬉しいです(^^)今後ともよろしくお願いします！ (2022年8月31日 2時) (レス) id: c4e22ab4fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：竜田 | 作成日時：2022年8月22日 21時
