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康二「急に来るからびっくりしたやんか〜！」
いつもと変わらず明るくて元気な康二くん。
『ははっ、ごめんごめん。笑』
康二「ええねんで〜来てくれて嬉しいし！今日もコーヒーでええ？」
『うん、お願いします。』
はいよーっ！ってニコニコしながらそう言ってくれた康二くんはきっと気づいてるはず。
完全に泣いた後で目が真っ赤なはずだけど、何も聞かずにいつも通り接してくれた。
カウンター前で鼻歌を歌いながらコーヒーを淹れている康二くんに
『あのね、さっき翔太と会ったの。』
そう言うとコーヒーを淹れる手は止まらないけど、表情が固くなって、明らかに動揺してるなぁってわかる。
康二「…そーなん？」
この感じ、反応に困ってるんだと思う。
『うん、私とやり直したいんだって。』
康二「そっかぁ…。」
多分まだ隠してたことを悪いと思ってるんだろうな…何て返したらいいかわからないよね。
『ちゃんとお別れしてきた。もう戻らないって。』
パッと顔を上げて私の方を見る康二くん。
さっきあったことをある程度話した。
康二くんは最後まで、うんうんと頷きながら静かに話を聞いてくれた。
『…まぁこんな感じかな。』
康二くんはしばらく難しい顔をして何かを考えてるみたいだった。
康二「…Aちゃんはほんまにそれでよかったん…？」
気を遣いながら心配そうに聞いてくるから、思わずフッと笑みが溢れる。
『大丈夫だよ。私思ったよりスッキリしちゃってさ。最後にズバッと言えてよかったなって思ってる。』
康二「それやったらええねんけどな…」
『これは私が決めたことだから。この前のこと、まだ申し訳ないって思ってるでしょ？』
康二「…うん。」
またシュンとした顔をする康二くん。
『康二くんのせいじゃないから、ほんとにもう終わったことだし気にしないでほしいな。』
康二「…ありがとう。でも…ほんまにごめんな。」
『もー！大丈夫だってば〜次謝ったらもう店来ないよ？笑』
康二「えっ！それはあかんて！！」
『冗談に決まってるじゃん。笑』
嫌や〜来てよ〜！って駄々をこねる康二くんを可愛いなって思ったのは内緒。
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ぴの(プロフ) - setohuuさん» あたたかいコメントありがとうございます😭 (2022年3月5日 0時) (
レス) id: f4cad36e4a (このIDを非表示/違反報告)
setohuu(プロフ) - とても、楽しく見させてもらってます！完結楽しみに待ってます！ (2022年3月4日 14時) (レス) @page22 id: 8de0cca409 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴの | 作成日時：2021年10月9日 14時
