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『あっ、ごめんなさーい。』
深澤「言い方雑っ！ついに俺の声すら聞こえなくなっちゃったなんてひどいな〜！！」
ニヤニヤしながらまた私をからかう。
『…恋ってなんなんですかね。』
深澤「えっ？？」
『えっ、いや…何でもないです。』
深澤「いやいやいやいや！何でもなくないでしょ。」
無意識に出た言葉にハッとして
恥ずかしくなってそっぽを向いて知らないふりをする。
しばらく沈黙が続いた後に
深澤「…好きな人でもできた？」
『…へぇ？？？』
突然の深澤さんからの質問に変な声が出てしまう。
深澤「ははっ、Aちゃんわかりやすすぎるって。笑」
『いるって言ってないんですけど！』
無駄にムキになってそう言い返す私を見ながらずっとニヤニヤしてる深澤さん。
深澤「ムキになるほうが怪しいんだよー？ついにAちゃんに好きな人かぁ〜いいな〜Aちゃんに好かれるなんて。」
ちょっといじけた顔をしながらそんなことを言う。
『いや…好きじゃないんですって…！まだ…』
深澤「まだ？？…ってことは気になる人はいるってわけね？」
『うっ…いらないこと言っちゃった。』
…気になるかぁ。
確かに最近私楽しそうだもんなぁ。
自分で言うのもおかしいけど。
さっきまで1人でニヤニヤしてたぐらいだもんね。
『まぁ…ちょっと最近毎日楽しいなって思いますね。』
深澤「ふぅーん、いいじゃん。で？相手は誰なの？」
頬杖をつきながら明らかに楽しそうな顔をしている。
『なんで深澤さんに言わなきゃダメなんですか！』
深澤「俺とAちゃんの仲じゃーん。隠し事なんて許さないよ？？？」
『なんか怖いんですけど。笑』
阿部「なになにー？何の話してんの？」
『あっ、阿部さん、お疲れ様です。』
ちょうどお昼休憩に入った阿部さんがやってくる。
深澤「おぉ〜阿部ちゃん！なんかさぁ、Aちゃん好きな人できたんだってさ〜。」
『ちょ！なんで言うんですか！！！』
口の軽すぎる深澤さんに思わずつっこんでしまう。
阿部「えっそーなの！？いいじゃん！おめでとう！！！」
『いやまだなにも始まってないんですって！！』
…この後阿部さんからの質問攻めにあったのは言うまでもない。
続く
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ぴの(プロフ) - setohuuさん» あたたかいコメントありがとうございます😭 (2022年3月5日 0時) (
レス) id: f4cad36e4a (このIDを非表示/違反報告)
setohuu(プロフ) - とても、楽しく見させてもらってます！完結楽しみに待ってます！ (2022年3月4日 14時) (レス) @page22 id: 8de0cca409 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴの | 作成日時：2021年10月9日 14時
