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『ごちそうさまでした。ごめんね、お金出してもらっちゃって。』
康二「ええねんって〜！俺がそうしたかっただけやから！！」
俺が払うから〜！って康二くんがお会計をしてくれた。
『じゃあ…今度なんかお礼させて！』
そう言うとまた、そんなんええって〜って言う康二くん。
お店を出てしばらく歩いていると
康二「あっ！…さっき言うてたお礼、今してくれる？？」
何かを思い出したようにそう言い出した。
『えっ…？うん、いいけど…！』
康二「よっしゃ、ほんならこっちいこ！」
そう言われて康二くんの後をついていった。
______
『ほんとにこれでよかったの？？？笑』
康二「当たり前やん！最高のお礼やで？？」
近くの公園のベンチでみんながよく知っている2つ入りのアイスを半分こして食べようとしてる。
『はい、どうぞ〜。』
２つに割って片方を康二くんに渡す。
康二「ありがと〜！…なんかさ、アイス半分こして2人で食べるとかカップルみたいやなぁ〜！」
『…こ、康二くんにはもっと可愛い子がお似合いだよ〜』
突然の発言に動揺を隠せなくて言葉が詰まった。
康二「えぇ〜？Aちゃん、俺にはもったいないぐらいかわいいで？」
アイスを食べながら笑顔でそう言った康二くん。
そんなこと言われたら世の中の女子たちは気が気じゃないって…！
『平気でそんなこと言ったら勘違いしちゃう人いるから気をつけなよ〜？？？』
恥ずかしさを隠すようにそう言うと
康二「え〜？俺はほんまのこと言うただけやねんけどな〜？？」
ってニコニコしてなんだか嬉しそう。
さっきの言葉が頭の中でグルグル回ってて、無性でアイスを食べ続けていると
康二「Aちゃんは毎日頑張って偉いよ。」
そう言いながら頭にそっと康二くんの手が置かれる。
康二「…でもな？あんまり頑張りすぎてもあかんで。もしこれからしんどいこととか辛いことあったらさ…俺のこと頼ってほしいな〜なんて。ははっ、何言うてんねやろ俺。」
突然の出来事に全く頭がついてかないけど、康二くんが私を心配してくれてるのが伝わった。
『うん…ありがとう、康二くん。』
康二「うん、なんでも言うてな。」
こっちを見ながら優しく微笑んでくれた康二くんに、不覚にもドキドキしてしまった。
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ぴの(プロフ) - setohuuさん» あたたかいコメントありがとうございます😭 (2022年3月5日 0時) (
レス) id: f4cad36e4a (このIDを非表示/違反報告)
setohuu(プロフ) - とても、楽しく見させてもらってます！完結楽しみに待ってます！ (2022年3月4日 14時) (レス) @page22 id: 8de0cca409 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴの | 作成日時：2021年10月9日 14時
