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『…えっ、なんで！？』
康二「ははっ、びっくりさせてごめんなぁ？」
そう言いながらちょっと気まずそうな康二くん。
『いや、大丈夫なんだけど…目黒ならとっくに帰ったよ…？』
仕事帰りにたまに2人でご飯とか行ってるみたいだし、今日もそうなのかなーって。
康二「あ、うん。知ってるで。…今日はそうじゃないねん。」
『えっ、じゃあなんでここに…』
康二「いや…その……Aちゃんのこと迎えにきた！」
私の言葉を遮るようにそう言った康二くんは、少し恥ずかしそう。
『えっ…私に何か用事あった…？？？』
康二くんとなんか約束したっけ…？
色々思い返してみるけど全く心当たりがない。
康二「あっ、あのさ、めめから聞いてん。…Aちゃんがまだ仕事してるって。それで……Aちゃんが仕事終わるまで待っとこーって思って。…ちょっと外出る用事もあったし！」
少し焦ったような感じでそう言った。
『あっ、そうなんだ。』
目黒が教えたのか…いやでも何でわざわざ康二くんに教えたんだろう。
そんなことを考えていると
康二「なぁ！お腹空かへん？？？」
『えっ、うん、空いた…！』
康二「そうやんな！ほんならなんか食べに行こか！」
そんな感じでとりあえず晩御飯を食べに行くことになった。
康二「何食べたい〜？Aちゃんの好きなもん食べに行こ！」
歩きながらそう聞いてくる康二くん。
『うーん…お腹空いてるし何食べてもおいしいと思うけどなぁ〜。』
康二「何でもいいはあかんで！今日はAちゃんが決めなあかん日やねん！！」
食い気味にそう言ってくるもんだから、思わず笑ってしまう。
『ははっ、じゃあ…パスタとか食べたいかも。』
康二「お、パスタいいねぇ〜！俺のオススメの店あんねんけど、そこめっちゃおいしいから行こ！！」
ニコニコしながら楽しそうに笑う康二くんを見ると、なぜか疲れも吹き飛ぶなぁ〜。
康二くんも疲れてるはずなのに、わざわざ私なんかを迎えにきてくれてご飯まで誘ってくれるって優しいんだな〜って。
ほら、早く早く、と歩く速さを早めながら歩く康二くんを後ろから追いかけるようについて行く。
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ぴの(プロフ) - setohuuさん» あたたかいコメントありがとうございます😭 (2022年3月5日 0時) (
レス) id: f4cad36e4a (このIDを非表示/違反報告)
setohuu(プロフ) - とても、楽しく見させてもらってます！完結楽しみに待ってます！ (2022年3月4日 14時) (レス) @page22 id: 8de0cca409 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぴの | 作成日時：2021年10月9日 14時
